の分析で定評がある京都精華大学げ教鞭をとる「白井 聡」が講師の講演会でした。
主催者の神奈川弁護士のあいさつによると360名強の来場者だったそうです。
神奈川弁護士会事務所がこの記念館の斜め前にある関係で、この講堂での」講演会に何回か
参加してますが、いつ来ても「歴史」を感じる会場です。
そして、白井講師の話「永続敗戦」を続けてる日本の」体質が無責任体制を生むという切り口も
大変説得力がありました。約2時間の公演ですから、かいつまんで話すワケにもいきませんが、
敗戦、福島原発事故から見えてくるのは「敗戦の否認」ということじゃないかと・・・
否認は「否定」ではない。みんな内心は知っているけど都合の悪いことはなかったことにしよう。
見なかったことにしよう。
そのロジックは「日本が戦争に負けてないだとすれば、大義も、勝利の可能性も無かった戦争を
始めたことの責任をとることもないし、反省する必要もない。負けたことを認めていないので
延々と負け続ける。すなわち、これが「永続敗戦」 ということでした。
みんな知ってることだけど「無かったことににしよう。見なかったことにしよう。」と・・・
東電、政府、官僚、御用学者、メデイアの原発村住人はみんなそう思ってるでしょ!
☆画像 上 横浜開港記念館
下 講演会場となった講堂