夜の騎士のあれこれ噺

世の中にはあれ?これ?と思うことがいっぱい。

帰属家賃って?

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本日は、午後2時~4時まで伊勢原市南公民館での
「いせはらアゴラ」に出た後、地元鶴巻温泉駅に
移動し5時~6時まで「マコ&ケン原発講演会」の
案内チラシ撒きに参加してきました。

伊勢原の南公民館は初めてでしたが、往復歩いた
ので、本日も5、039歩とかろうじてクリアできました。

アゴラでまとめ役のHさんが用意してくれた資料に
「GDPベースの家計消費支出〈帰属家賃を除く)
というのがあって(  )内の帰属家賃とはについて
説明してくれました。

私は、今日初めて聞いた言葉です。

実際には家賃が発生しない持ち家住宅についても
通常の借家や借間と同様のサービスが生産され
消費されるものと仮定して、それを市場家賃で
評価した計算上の家賃のことを帰属家賃と呼んで
消費者物価指数の計算や、国内総生産(GDP)の
統計で使われてるそうです。

持ち家所有者が住宅賃貸業を営んでいるとみなして
家賃相当額を個人企業の生産額として考え、不動産業
の産出額と家計最終消費支出にそれぞれ計上
されています。

持ち家を購入した場合、購入者は自分で住んでるのに
住宅賃貸業を営んでるとされ、家賃相当額の所得
があり、即座にその家賃相当額を使用されたこと
にされるということです。


GDP(国民総生産)統計においては、この架空の
生産額は50兆円でGDPの10%を占めてるというから
驚いてしまうじゃないですか!

世間では、こういうからくりを「上げ底』「張りぼて
「インチキ」「下駄をはいた数字」とか、いうんじゃない
んですか。

国家を.上げてこんなインチキ統計で経済規模を
膨らましてることが他国に通じてるんでしょうか。

国際基準はいったいどうなってるのか、気にかかる
所ですよね。