本日前から観たかった「戦争と人間」3部作の第3部をたまたま
DVDで観る機会があったので、昼から約3時間かけて鑑賞しました。
この作品は日活が社運を賭けて制作したらしい戦争3部作で上映時間が
3部合計で9時間23分という「人間の条件」とならぶ超長編です。
(第1部 197分 第2部179分 第3部187分)
本作は1973年8月に公開された3部作の完結編で日中全面戦争から
ノモンハン事件までの時代を伍代家の人物を通して戦争に翻弄
されるそれぞれの生きざま、死にざまを通して戦争の持つ、非人間性
残虐さ、不条理さ、軍部の暴走、戦争をビジネスとして軍部のウラで暗躍
する死の商人「伍代家」、国家による殺人の狂気、無抵抗の農民を
虐殺する日本兵などをキチっと撮っていて目を背けたくなりますが、
こうゆう場面こそ私たちが記憶にとどめ次世代にはには絶対に
こんなことをさせないため、上映会では ぜひこの作品を選んで
欲しいと思いました。
☆動画 戦争と人間主題歌 「愛の旅人」 2:49
https://www.youtube.com/watch?v=rsiy6ZaWS90