夜の騎士のあれこれ噺

世の中にはあれ?これ?と思うことがいっぱい。

勇気ある「地方首長」たちに拍手

本日の東京新聞が社会面(23面)で、地方自治体の

現職や元職合わせ130人の首長・首長経験者が安倍

政権が目指す憲法九条改悪を阻止するため「全国首長

九条の会」を結成したことを、かなりの紙面を割いて

報じてました。

 

17日時点で呼び掛け人・賛同者は約130人で、うち

現職が13人も参加しているそうです。

 

共同代表には松下玲子武蔵野市長や武村正義

滋賀県知事、稲嶺進・前名護市長ら8人が就いた

そうで、結成集会において「憲法地方自治を踏み

にじる行為に反対する。住民と力を合わせて運動を

進める」とのアピールを採択しました。

 

地方の首長といえば、何かとお上の方に向いて

しか仕事をしないことが多いのに「安倍政権による

憲法九条改悪には反対の運動を住民と進める」という宣言

を出したことには、現職首長とそれを支持する住民の

皆さんに大拍手を贈ります。

 

地方首長がお上の方針に素直に従わないと、政府から

陰に陽に「いやがらせ」「脅し」を受ける可能性が

あるかもしれないのに、「ダメなものはダメ」と

はっきりした態度を示すことには、地方を預かる首長

としては相当な勇気がいったはずですからね。

 

でも考えてみれば、おかしな話でもありますよ。

憲法九条はこうなってますよ。

憲法九条 天皇または摂政及び国務大臣、国会議員

 裁判官、その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護

 する義務を負う。

この現職首長のみなさんは憲法に決められている通り

憲法を尊重し擁護して.義務を果たそうと「しごく

まっとう」な宣言をしているワケで、憲法を変えよう

と画策してる安倍首相と安倍内閣の閣僚たち、自民・

公明・維新他の改悪を進めるほうが「憲法に違反」

してるのですから、地方への「いやがらせ」とか

「脅し」をかける行為そのものが憲法に堂々と違反

していることになるのですから憲法違反者には国民が

落選させるというぺナルテイを与えねばなりません。

 

それが主権者としての.権利であり、重要な義務でも

ありますから・・・

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