本日の午前中JAはだの本所営農部のY部長を女性スタッフの
Uさんと訪問して、2.28の「山田正彦講演会」のJA内部へ.の
宣伝依頼に行った帰路、時間があったのでマックで情報交換
と雑談を兼ねて「お茶」してきたなかで、Uさんがフィリピンの
ドゥテルテ大統領が11日に、米軍との合同演習を可能にする
「訪問軍地位協定(VFA)」を破棄したニュースを教えてくれました。
私は初耳の話だったので調べてみました。
取り消されたことに怒りを募らせ地位協定破棄通告に踏み切ったようで
「ビザ発給拒否を見直さなければ両国関係の根幹であるVFAを
破棄する」としていますが、かねてフィリピンの人権状況を
問題視する米国への不満を募らせていたので、ビザ問題を口実に
不平等条約だとみるVFA破棄通告に踏み切ったようです。
このVFAは一方が破棄通告をした日から180日後に失効すると規定
されているのでこのまま何もしなければ、失効してしまいますが、
南シナ海で中国と対峙しているし国軍や国防省ははVFAの維持を強く
求めているという国内事情があるので、両国が地位協定改定に向けて
交渉する可能性があり、今後実際に破棄されるかどうかは、現時点
では流動的な状況にあるようです。
日米地位協定で「不平等」な扱いを米国に許してる日本にとっても
フィリピンの動きや破棄後の国内戦略等について、研究すべき課題ですね。
現在、開会中の国会の「外交防衛委員会」「国家基本政策委員会」
「予算委員会」で野党がこの問題をとりあげるかどうかをフォロー
していこうと思ってます。
☆動画 マニラ新聞TVニュース 4:35