ネット情報で知ったのですが、パリに本部を置く「国境なき記者団」が、
政府寄りのNHK報道に疑念を抱く中で、安倍首相に対して「報道の自由」
を守るように警告を発していたことを、7日の朝日デジタルが報じてたそうです。
「国境なき記者団(本部パリ)は7日、安倍晋三首相が新型コロナウイルス
対応の特別措置法に基づく緊急事態宣言を出したことについて、首相による
NHKへの指示が可能になるのではないかとの懸念を表明し、安倍首相に
報道の自由を守るよう求めた」が朝日の記事の内容です。さらに同記者団は
声明で「公衆衛生の危機に際しては、市民は政府がとる対策について、独立
した情報を大いに必要としている」と指摘、日本国憲法に規定されている報道
の自由が保障されるよう、直ちに指定公共機関からNHKを除外するよう
安倍首相に求めました。
*今般改正された「新型コロナウイルス対応の特別措置法」には、首相が
必要な指示を出せる「指定公共機関」としてNHKが明示されてるそうです。
国民のための(これウソですよね!政府のためがホント!)公共放送が、
実は、政府の広報機関であることが、法律に明記されてた!ということです。
この法律に基づき、お上に弱い馬鹿正直な我々日本人を、NHKがコロナ
戦争について、戦前の「大本営発表報道」に徹していることを、国境なき
記者団には見抜かれてしまったワケです。気がつかないのはお上のいうことを
疑わずに信じてしまう私たちの方。外出自粛、夜間飲食店などの休業や時短要請、
などあくまでも「罰金なしのお願いベース、協力要請」なのに、大本営発表の
ごとく、なんで人権を制限することを「命令」と受け取って、個人判断で
営業はするのは自由だといいのだという態度を臨めないのでしょうかね。
すこしし位「そんなこと聞けるか」と反発する人がいないのかな。
今、「街頭活動」でも実施したら、「お国や県から、外出は控えろと
言われてるのにアンタらはなにやってるんだ!」と戦前のように
「非国民」扱いされてしまうでしょうね。「翼賛社会」に近づいているのが
不安な私です。そのお先き棒をNHKが担いでいます。