夜の騎士のあれこれ噺

世の中にはあれ?これ?と思うことがいっぱい。

我が意を得たりの「コラム記事」

コロナ騒動が始まって以来、政府・メデイア

が大騒ぎしての煽りまくり報道を苦々しく

思ってましたが、本日の東京新聞で、まさに

私が思っていたことを代弁してくれた

コラムがありましたので、主要部分を

抜粋してみました。

★つくり出された「恐怖」 

 帝京大学文学部長   筒井清忠さん

思い出しても嫌な日々であった。町と生活

新型コロナウイルスの恐怖が襲っていた

からである。一日の感染者が東京都で数人程度

になってみて、この日々は何だったのかと、

ようやくゆっくり考えられるようになって

きた。米国などと比べ被害者は少なかった

が、多くの産業に甚大な被害が出た。倒産

した老舗などはもう戻らないであろう。

どうしてこうなったのか。まずワイド

ショーなどの報道はすさまじかった。連日

欧州の惨状を映しだし、「二週間後には

東京もこうなる」としきりに解説したので

ある。

政府の専門家会議の関係者らが何度も

メデイアに出て、その「権威」を基に

42万人が亡くなる可能性があるなどと、

言い、安倍首相の「人との接触を8割

削減」との発言も出て来た。多くの人が

恐怖したのも当然であろう。それからは

休業しない店への嫌がらせ、海岸・公園

での監視、県外ナンバー車の追い出し、

感染者・医療従事者へのいじめと差別と

いう恐ろしいまでの「自粛」が行われた。

しかし、国内での年間約一千万人が罹患し

三千~一万人が亡くなるといわれる

インフルエンザに比べ、犠牲者は

はるかに少ない。3月27日に新規感染者の

ピークが来ていたのなら、緊急事態宣言は

不要でなかったかなどの疑問が出て

くるのは当然だ。内閣・専門家会議・

テレビを中心としたマスメデイアらが

不安・恐怖をつくりだしたのだ。検証が

進めば、誰がどの段階でこうした

「恐るべき事態」をつくり出したのかが

はっきりしてくるだろう。メデイアには

「マスクをつけ、濃密な接触に気をつけて

いれば過度に心配する必要はありません」

週刊文春デジタル、1月31日)という

過去の正反対の発言をチェックする慎重さ

がほしかった。

      ~引用終わり~

私は、メデイアが、コロナについての

政府発表を「大本営発表」よろしく

無批判に垂れ流し、国民のほうも

その発表に疑問を持たず「唯々諾々」と

素直に従ってしまう風潮に違和感をもって

いたので、この先生の見方がやっと出て来た

と,ヒザを叩きました。この見方・意見が

広まることを期待してます。