夜の騎士のあれこれ噺

世の中にはあれ?これ?と思うことがいっぱい。

ドイツが再生エネルギー比率55%を達成

ドイツのフラウンホーファー研究機構.が国内の

1~6月の発電量に占める再生可能エネルギーの割合が

過去最高の55.8%(前年同期は47.3%)になったとことを

発表しました。風力発電が主力で30.6%を占めています

一方、伝統的なエネルギー源で二酸化炭素(CO2)排出量.

が多い石炭火力発電は、排出に課金する制度をとり

コスト高となるため、割合は大きく減りました。

また、ドイツ連邦議会(下院)は、7月3日に温暖化対策

として、今後の18年間で石炭火力発電所を全廃する

「脱石炭」法案を可決しました。2022年末までの

脱原発政策も進捗しており、政府は2050年までに

電力の80%を再生可能エネルギーで賄うという

政策を掲げています。第二次世界大戦の日本と同じ

敗戦国でありながら、復興の速さと経済発展は

我が日本もドイツと遜色はありませんが、世界の中で

占める位置、特に原発問題、再生エネルギーへの

取り組みでは大きく差がついてしまいましたね。

国家100年の大計を見据えた戦略をたて、それに

向かって着々と実績を積んでいくという方法は、

日本のお手本になると思います。これもリーダーの差、

国民意識の差なのかも知れません。確か、民主党

政権交代した時「国家戦略局」という組織ができた

はずですが、縦割り組織の弊害で権力争いになり、

機能しないうちに、自民に政権が移った結果「今だけ、

カネだけ、自分だけ」の政治が横行するようになり、国家100年の

大計を考えてる政治家や部門もあるのか、ないのか

分からなくなってしまいました。

☆動画  ドイツの再生可能エネルギー   11:42

https://www.youtube.com/watch?v=BIQ06hp78PM