日本ジャーナリスト会議(JCJ)が7日に、優れた
ジャーナリズム活動に贈る2020年の「JCJ大賞」
(第63回)に、安倍首相の地元後援会が多数招待
日曜版の報道を選んだと発表しました。JCJ賞には4点
(後述)が選ばれました。大賞にもJCJ賞にも全国紙は
選ばれてません。大手新聞社は、記者の数からすれば
「しんぶん赤旗」の何倍、何十倍も抱えているのに
政党機関紙の後塵を拝したんですわ。
こりゃ~、恥ずかしくてとても記事にできませんよ。
このニュースに対するネットのコメントをいくつか。
・大手新聞やテレビの取材力の凋落こそが問題だ。
・日本ジャーナリスト会議は見るべきを見てるね。
・総理の地元を回り、ネットも調べ続けた記者の調査力
に拍手!
・マスコミのあり方に一石を投じた、大賞の意味はそこに
あると思う。
・安倍首相が「私物化」はなかったと何も語らずに.幕引き
はかろうとするもとで、とりわけ意義深い受賞です。
・安倍首相辞任後の礼賛報道一色の異常なメデイア
状況の中で、値打ちが光る。
・赤旗にあって大手メデイアに無い者は、「追及
する意思」ではないのか。
ちなみに今回のJCJ賞受賞作は
②吉田千亜「孤塁 双葉郡消防士たちの311」
③赤木雅子・相澤冬樹「森友問題で自殺した財務省
職員の遺書の公開」
④北海道放送「ヤジと民主主義~小さな自由が排除
された先に~」
ありゃりゃ、こっちも大手メデイアは対象外ですな。
誠に恥ずかしいことで、ご同情もうしあげます。
政治家や官僚メモの発言を検証や追及することなしに
唯々「垂れ流す」という「ラクな道」しかとらなかった
結果がでたワケですな。これから頑張ってね。読んでる
方はおカネを払ってるんだから・・・