江戸城天守を復元した.「模型」が製作され、本日から皇居・東御苑の
本丸休憩所増築棟で一般公開されました。江戸城は慶長・元和・寛永と
大火で焼失してますが、今回の模型は最大だった寛永期の天守を30分の1
のスケールで復元したそうです。宮内庁によると、模型は木製で高さ2mで
東京工業大学の平井聖名誉教授が(日本建築史)が監修し、製作費は
5千万円、常設展示場の増設費が5千4百万円かかり、総額では1億円を
超えたワケですから、製作主体がどこだか分かりませんが、相当チカラを
いれてることが分かります。復元したい寛永期の江戸城は五重六層の建物と
石垣を合わせた高さは約60mで20階建てのビルに相当するそうです。
江戸時代に現代の20階建てのビルに相当する「高層建築」を建てる
技術を持った「図面=設計者」とそれを建築する技術者である「棟梁」が
いたことに先人の素晴らしさに尊敬の念と日本人として感じざるを得ません。
私は、名古屋・大阪・福岡・仙台にはレガシーとして「天守」が残っている
ので、日本観光のシンボルとして江戸城復元をおおいに期待してる一人です。
五輪はほぼ1カ月のお祭りに何千億もの税金を投じま:すが、江戸城復元は
350億円から400億円程度で可能との民間NPOの試算ですから、国と
東京都、民間が費用を分担して、ぜひとも復元して欲しいと願ってます。
更に加えて、東京駅前広場から皇居~日比谷公園~銀座四丁目~歌舞伎座~
築地市場~月島~豊洲市場までの観光用「路面電車」の敷設をすることを
望んでいます。
五輪や万博・リニアにお金をかけるより、相当やすい費用で出来て、
レガシーとして長期間、海外観光客誘致の目玉になることはまちがいない
ですよ。
https://www.youtube.com/watch?v=f5nExbztDiU
☆動画 江戸城復元計画 9:48
https://www.youtube.com/watch?v=DOy1wGevSyY