夜の騎士のあれこれ噺

世の中にはあれ?これ?と思うことがいっぱい。

ダンスで学ぼう「大塩平八郎の乱」

全6回の秦野カルチャー 教室の「論語を楽しむ」が

11月30日の講座で終了しましたが、加藤正孝

講師が、まだまだ解説したいところがあるという

ことで公民館に場所を移して月2回のペースで

継続したいと受講生4人に打診があり、4人とも

継続を希望しました。

その第1回目が本日本町公民館の集会室で開催され

ました。

本日は、孔子が最も大切にした「仁」についての

論語を集中して解説してくれましたが、その中の

論語 巻八 衛霊公第十五 九 (現代語訳)

 先生(孔子のこと)がいわれた、「志のある人や

 仁の人は、命惜しさに人徳を害するようなことは

 しない。時には命をすてても仁徳を成しとげる。

 

の項のところで、幕末の儒学者大阪町奉行組

与力であった「大塩平八郎」は天保の大飢饉など

で、餓死者が相次ぎ米価が急騰しいろいろと

救済活動を実施するもラチがあかずもはや武装蜂起

する以外に根本的解決は望めないとして「大塩平八郎

の乱」を起こすも、同心の門人数人の密告によって

事前に大阪町奉行所の知るところとなり蜂起当日に

鎮圧され、後日役人に囲まれる中、養子の格之介と

ともに短刀と火薬を用いて自決したことで知られる

大塩平八郎を例に挙げました。それに伴う余談と

して、最近の歴史教育はダンスも使うらしいですね。

私の時代は「いい国造ろう鎌倉幕府」(1192年

鎌倉幕府が開く)など年代は「語呂合わせ」で覚えた

ものですが、最近はダンスを通しても教えてる例として「大塩平八郎ダンス」が有名らしいですよ。と

情報を教えてくれました。その場でスマホ検索

したら確かにありました。講師も受講生も高齢者

ですから、驚いたのは言うまでもありません。

☆動画 ダンスで学ぼう「大塩平八郎の乱」2:06

https://www.youtube.com/watch?v=CffU7ToX9mo