2050年までに温室効果ガス排出量を実質ゼロ
にする菅政府の目標を見据え、今年の夏にも
「エネルギー基本計画」を改定します。経産省は
昨年2月に、参考値として「再生エネで5~6割、
原発と火力で3~4割」を示しました。
改定論議の主体は企業経営者や研究者ら24人で
構成される「総合資源エネルギー調査会基本政策
分科会」という一般的にいう「有識者会議」
だそうです。本日の東京新聞に構成する24人の
うち21人の発言要旨が掲載されていたので
読みましたが,この委員たち本当に有識者なのか?
あまりに日本人世間一般の思いとかけ離れた
発言ばかりで驚いてしまいましたよ。この人
たちを「有識者」なんてとてもよべない。
この人たちを言うとしたら「由々しきもの」
ですよ。福一事故を経験し、いまだ復興も
万全ならず、最大の問題の「核のゴミ」と
と言われる保管場所も満杯に近い
「使用済み核燃料」の捨て場所のメドも
稼働延長や再稼働推進など原発支持、推進派
の意見が飛び交ってました。慎重な意見の人は
ホンの4~5人いるかどうかといった感じなので、
この委員会も結局は数のちからで「原発ムラ」
住人意見の方が通ってしまうものと予想できる。
経産省よ。「委員会メンバー」はせめて「賛否
同数」になるよう選定しなさい。今のコロナ
もそうですけど、「有識者」なる「由々しき
もの」が日本を滅ぼすことにならないことを
願ってやみません。