夜の騎士のあれこれ噺

世の中にはあれ?これ?と思うことがいっぱい。

「一筆啓上 火の用心 お仙泣かすな 馬肥やせ」

タイトルは徳川家康の家臣で「鬼作左」と綽名された

本多重次が1575年の「長篠の戦い」の陣中から

妻に宛てて書いた、日本一短い手紙として有名な

一文です。重次は現在の福井県坂井市丸岡町

生まれなので坂井市の丸岡文化財団が主催した

日本一短い手紙のコンクールが行われ「第28回

一筆啓上賞」の大賞が今年のテーマ「笑顔」に

応募した52,805通の中から選ばれ5人の作品が昨日

発表されました。

★「迷ったら、笑顔がうまれる方へ、進んで下さい」

  →栃木の52歳の主婦が子どもたちへ

★「『貴女は親切ね。優しくていいお母さんに育て

  られたのね。』私は、お母さんの娘ですよ」

  認知症の母と、68歳の娘との笑顔のやりとり

★「結婚式で白無垢綿帽子の私に、満面の笑みで

  『リアルオバQ』って言ったの忘れないから」

  →49歳の妻が夫との.思い出をユーモラスに綴る

★「説教中、親を笑顔で見つめたらもっと怒られ

 ました。もう私は天使ではないようです」  

  →15歳の男子高校生が、自分の成長をちゃ

         めっけたっぷりに自分宛てに

★「手紙読むのが楽しみと笑顔Ok見せ言うてくれ

     たけ,切手十枚また買うた。途中で逝くなや」

  盛岡市の63歳の息子が、母親への愛着をした

  ためた。

☆動画 「一筆啓上賞」2020年テーマ発表

       2:27

https://www.youtube.com/watch?v=kMzGD_eD9Ok

☆動画   福井県丸岡城「一筆啓上」の碑 4:22

https://www.youtube.com/watch?v=8pXNYqA1hLI