夜の騎士のあれこれ噺

世の中にはあれ?これ?と思うことがいっぱい。

軍隊は国民を守らない!

ミャンマーの軍がクーデターで政権を握ったことに

反対して、民主化を求める市民に対する弾圧が続き、

治安部隊.が無防備の市民に発砲し、現地の人権

団体が少なくても510人(子供も含まれるそう

です)が殺されたと伝えています。さらに2000

人以上の国民が隣国タイの国境を超え避難して

きたとタイの軍関係者が語りました。さらに

クーデターに反発する市民に加勢している南東部

カレン州の少数民族武装勢力に対し、報復措置

として空爆を続けています。

 

どの国の軍隊も他国との戦争は「自衛のため」「正義

のため」「平和のため」と「おためごかし」にいいますが、結局は「人殺し」と「環境破壊」の訓練を

積んだ「プロの暴力殺人集団」でしかないという

ことを、歴史が証明していますね。ミャンマー

同胞に発砲するところまで上官が許しているので

しょうから、その例にもれません。先の戦争でも

ソ連が参戦すると、現地の日本人を放ったまま、

さっさと軍隊は撤退しました。

国民の命はほったらかしです。残された日本人が

どんなに苦労したかは想像にかたくありません。

 

自民党自衛隊憲法違反であることをホンネでは

自覚していますので、「自衛隊は戦力で無く、

実力組織だ」とか「自衛隊は軍隊ではない」と言い

繕っていますが,朝日新聞が発行してる「自衛隊

装備年鑑によると、「自衛」どころか他国攻撃用

の装備が非常に充実しています。それが米軍と

一体になって、日夜「人殺し」と「環境破壊」

の訓練にいそしんでいることを忘れてはなりません。

 

防衛省を「防災平和省」に編成し直し、日米安保条約

破棄し、日本と世界の災害に対する「災害救助

即応隊」として自衛隊員のみなさんには「人殺し」の

訓練でなく「世界と日本の人助け」のために働いて

もらうようにしましょう。

 

そうしたら「自衛隊」は「本当に国民を助ける自衛隊だ」と世界中から称賛・尊敬され、日本を敵国と見て

攻撃しようなんていうクニは現れませんし、自衛隊

の皆さんも「誇り」を持って業務にあたれます。

日本国内に米軍基地がある限り米国が起す起こす

戦争に巻き込まれる可能性のほうが高いのです。

 

自衛隊を「災害救助即応隊」に組織替えして、世界の

安全に貢献することこそが、憲法九条を持つ日本が

取り組むべき「日本の安全保障戦略」だと思っています。