の代表質問が見応えありました。代表質問はややもすると文語調・
演説調になりがちですが、彼女はしょっぱなから関西なまりの
口語でで切り出して予算委員会質疑のような雰囲気を醸し出し
岸田首相の本質に切り込む質問を浴びせ続け岸田首相の本質を
華麗に暴きました。特に甘利明幹事長の口利き賄賂問題のところでは、
過去の自身の不正問題(秘書の給与問題)でやりだまにあがったとき
責任を取って議員辞職したのに「記者会見ではだめだ。国会で説明しろ」
という自民党の強い求めに応じて、議員辞職した後にもかかわらず
予算委員会の参考人招致に応じたのです。その時の自民党執行部の、
筆頭副幹事長がいまの甘利幹事長だったんです。と続け甘利幹事長は
就任会見では秘書に責任を押し付けるように「事情はまったく知らされて
いない。寝耳に水だった」と発言するばかりで「説明責任は果たした」
という立場を言い繕うばかり。辻本議員は「私も刑事責任と政治責任を
自分で負ったからこそ、再びこの場に立たせていただくことができたと
思っております。岸田総理は宏池会の先輩方が守ってこられた政治の
矜持をお持ちのはずだと信じたい」と畳みかけ、辻本議員としては
掘り返されたくない過去の過ちを自ら引き合いに出し、甘利幹事長や自民党の
二枚舌ぶりをさらけ出しました。まさに「肉を切らせて骨を断つ」作戦ですね。
さらに自民党の数々の問題を取り上げて「その問題は民主主義の危機と
思わないのか」と追及しています。37:44にお呼び代表質疑ですが
岸田首相の回答に中身のなさが浮き彫りになった辻本議員のグッジョブ
たと思います。
☆動画 立民辻本清美副代表の衆議院代表質問 2021.10.11 37:44