本日北公民館多目的ホールで、矢坪沢自然琳伐採計画について「まち協」が
市に提出した3項目の要望書に対して市側が回答書を提出してくれましたが、
回答について「まち協」としては、ナットクできない部分も多いため、このため
この問題について14:00~16:00にかけ、初めて「まち協」との意見交換会が
開催されたので参加してきました。参加は市側からまちづくり計画課長他計4名、
市民側が「まち協」メンバーを中心に計22名でした。(I市議、T市議含む)
最初、市側から自己紹介と回答内容の説明、「まち協代表」の挨拶を含め30分
ほど時間をかけた後、参加者からの「質問」「要望」「意見」をまち協副代表の
市会のもとで進められました。
いろいろな参加者がそれぞれの思いを発言しましたが、私も基本的な問題に
ついて市側を質しました。
①市側は地域の了解という言葉を多用しているが、私は矢坪沢自然琳は先人たちが
100年以上守ってきた貴重な樹木で「市民共有の宝物」と考えているが、
この計画を北地区住民以外には知らされていないの現状です。市としては
この矢坪沢自然林は「市民共有の秦野市の宝物」という考えをなぜとらないのか?
地域の定義は秦野市全体としてとらえるべきだ。従って、市広報などで
計画を公表し住民説明会も少なくても5~6か所で開催すべきと思うが
どのように考えているのか?
②「秦野市の発展のために理解して欲しい」と市は私たちに理解を求めるが、
私は「矢坪沢自然林伐採」がどうして市の発展に寄与するのかの説明を受けた
ことがないので、樹木を伐採することが市の発展に寄与する理由を説明を
してほしい。私は、900mにも及ぶ自然琳を他の地方にもそうあるものでは
ないので、少々の手入れは必要としても、むしろ保存して有効に活用する
方策をとった方が秦野市の将来に寄与すると考えているので、説明をお願いしたい。
私の上記の質問について市がの担当者(課長ではない)がなにか、グチャグチャ
言っていたが、私の中にストンと落ちるナットクできるような回りくどい回答に」
ならない回答でした。想像するにまず計画ありきで市側は進めていて、樹木を
伐採しなければいけない理由はない。従って説明ができない。ですから周辺住民
だけを説得して進めてしまえとしか考えていないと思いました。ですからこの先
も数地域対象の住民説明会も、その説明に市民がが反対しても、もうどうにも
ならない情勢を作り上げてしまってから、形ばかりの「説明会」をするか、
あるいは、説明会も開かないまま「力ずく」で工事に着手するのではと思いました。
ところで今日の会議で、主催は「まち協」だったので進行は副代表のYさんが担当
してくれましたが、記録者が見当たりませんでした。事務局長が誰かに
「記録」か「録音」を頼んでくれていたらよいのですが、そのあたり確認して
おかないと、市側の今日の意見交換会が、市として事前にちゃんと市民の意見は
聞きましたよ、という「アリバイづくり」や市民側の「ガス抜き」に使われる
可能性がありますもんね。次の会合を開くことを早く決めたいと思います。