夜の騎士のあれこれ噺

世の中にはあれ?これ?と思うことがいっぱい。

来年1月の秦野市長選に出馬する「さとう伸一」氏との懇談会

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さとう伸一氏

昨日、西公民館の多目的ホールで14:00~16:00で開催された、来年1月の

秦野市長選への出馬を表明している「さとう伸一(写真)」氏と「秦野住みよい

まちづくり協議会会員(以降:まち協と略)」との懇談会に参加しました。

まず冒頭の約1時間を使い、自己紹介、経歴、市役所勤務時代(32年勤務)

の職歴、その経験を踏まえた政治抱負などを紹介し、40分位参加者からの

質問・要望に応える構成でした。佐藤氏は現在54歳、農家の出身で4歳の

時に父親が死去し母子家庭のなかで苦学して社会にでた苦労人ですが、考え

や思想は官僚にはすくない政党でいえば「野党志向」のようでした。(といっても

経歴には自民党かながわ政治大学校14期終了もありましたので、実際はどうだか

わかりませんけどね)話しのなかで私がもっとも惹かれたのが「過去と現在の

延長線上に未来はありません。責任世代として、これから15年後の秦野のまち

づくりをバックキャスティング(未来逆算型)の発想で考えていく」という彼の

考えです。地方の首長は任期中の実績作りのためハコもの建築とか公共工事

走りがちですが15年後の目標を定めて、それの達成のため今年は何を、

翌年は何をしていくかということが行政としては大切なことだと思います。

質疑・要望の時間には6から7人の人が発言しましたが「まち協」の性格上

「矢坪沢森林」伐採について、さとう氏の意向・立ち位置を質す内容が

多かったのですが、さとう氏はすでに市の職員ではないし市長に当選して

いるわけでもないので、私は市長に当選した場合の要望と

して次のような発言をさせてもらいました。

*私の発言要旨

 ・私は鶴巻温泉在住の秦野市民歴13年のいわば「新住民」です。

 ・都会から約1時間で、田舎の自然・水が味わえる「まち」として住みやすい

  町と思っています。

 ・人類生存の基本条件は「空気」「大地」「食料」「水」「エネルギー」

       ですが 現在の地球上ではそのそれぞれに問題がありますが、秦野市

       基本条件のうち「きれいな空気」「美味しい水」「耕作地」は一応備わって

      いると思っています。

 ・今後秦野市でも将来課題として取り組みが必要な課題は「安心・安全な

      食料と「自然エネルギーへの転換」が必要と考えています。

 ・したがって秦野市の長期目標として「安全の食料と自然エネルギー

  よる自給自足を目指すまち」を掲げて、それに向かって単年度の計画を

  策定する。

 ・安全な食料については、まず「学校給食の有機食材化」に着手

   ⇒慣行米と有機米との差額を市が負担して、有機栽培農家を増やす

    千葉県いすみ市がとった手法⇒生産農家を増やすことは農水省の方針

   ⇒自然栽培農家には、コメ、麦、大豆、トウモロコシに有機栽培に挑戦

   ⇒有機栽培農家は準公務員として育成

 ・「食と農のテーマパーク」の具体化

   ・地場産品の直売、道の駅、自然食品レストラン街、給食用の自然栽培圃場

    (コメ、小麦、大豆、とうもろこし)、観光農園(いちご、トマト他)

    小動物園etc,etc・・・

  ・自然エネルギー化推進

    ・ソーラーシェアリング推進

    ・戸建て住宅屋根へのソーラーパネル据え付け支援

    ・バイオマス発電所地熱発電所の検討

 

もちろん短い時間ですから、これを全部発言できたわけではありません。

「食とエネルギーの自給自足を目指すまち」「地産地消のまち」を目標に

掲げて活動して下さいと骨子だけしか発言できませんでした。

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懇談会の会場の様子