夜の騎士のあれこれ噺

世の中にはあれ?これ?と思うことがいっぱい。

日本国憲法九条を守らせるためには、どうしても日米安保条約破棄が必要

本日も5日のコスタリカに学ぶ会のフリートークで得た、憲法九条を

日本の権力者(天皇・摂政、国務大臣、国会議員、裁判官、その他の公務員

⇒国民は入っておりません=憲法99条で規定)たちに守らせるためには

どうしても日米安保条約を破棄しなくてはならない理由が明確なことが

わかりました。それは国際条約は日本の憲法よりも優先されることは

国際法上の不文律であるからなんです。

 

日米安保条約の前文では「個別的または集団的自衛の固有の権利を有している」

ことを確認しているし、第3条には「憲法に従うこと」を条件としながらも

「武力攻撃に抵抗するそれぞれの能力(=武力)を維持し発展させる」と

軍備の増強をすることを約束している。国際法上は日本が軍備を持ち、それを

増強することは正しいことになってしまう。憲法九条を守らせようとする

私たちは護憲運動のなかで、米軍や自衛隊の存在について、いつも「裁判所が

憲法九条に基いて違憲判決を出す」ことを期待してきたが、裁判所側からすれば、

憲法の上位にある日米安保条約が国会で批准されている状況の中ではムリな

話なんですね。という理由により日本の病根は「日米安保条約」であることが

明確なんですよ。従って憲法九条を権力者たちに守らせ私たちのものに

するのには「日米安保条約」を破棄しなければならないことがハッキリ

したワケです。