昨日のだか今日だったか忘れましたが、民放TVのワイドショーで
千代田区神田警察通りの銀杏並木の伐採問題について住民の反対の
声が強く、とりあえず伐採に着手することを延期したことを伝えて
いました。どこにでもある「開発」と「自然破壊」のどっちをとるかの
問題で。ほとんどの場合「開発推進派」と「自然保護派」の間でもめる
ことになりますが、多くの場合開発を進める側のバックには、その仕事
を請け負うゼネコンがいますよね。その神田警察通りの「銀杏並木伐採」
問題は最近持ち上がった話だと思いましたが、ネットで動画を調べて
みたら2016年からもめている案件だっとことが分かりました。
やはり、おいそれと強制執行をするわけにいかず解決には時間がかかるの
ですね。
我が「秦野市」でも戸川という地域の土地区画政事業の一環として
矢坪沢という小さな沢の両岸に何百年も前の先人が植えた並木が数百年
を経て「立派な巨木並木」になって「防風林」として地元住民や農地
を守ってきた「矢坪沢自然琳」の全伐採を市が発表したことをきっかけに
「秦野住みよいまちづくり協議会」を結成して、「自然林保存」の住民運動
を進めているので、「銀杏並木伐採」に反対する住民さんの気持ちが
良く分かります。秦野の問題も推進する行政のバックにはS建設という地元の
ゼネコンが糸をひいているのではとモッパラの噂です。
折から「秦野市長選」が昨日告示され、元市職員として長年行政にいた二人の
候補者の争いになあていますが、私からみたら「矢坪沢自然林伐採」問題は
「立派な争点」になるはずなんですが、二人とも元いた職場の方針に逆らいたく
ないのが「ドチラ」も「推進」か「自然保存」かの公約を明示していません。
私としては、はっきり「自然林保存」を明確にする第3の候補者に出馬して
欲しかったのですが、そうならなかったのが残念な選挙になりました。
投開票日は23日です。
ですけど「よりまし」な候補に投票はしますけどね。
☆動画 千代田区「街路樹」伐採問題 7:04
https://www.youtube.com/watch?v=uvSqwRSv8WM