夜の騎士のあれこれ噺

世の中にはあれ?これ?と思うことがいっぱい。

秦野市主催 名画「ひまわり」上映会

     退場する来場者

本日は、秦野市賀主催のすでに申し込み受付日に速攻で私と家内の2名

参加で申し込みをしてあった、イタリア映画の名作「ひまわり」の無料上映会

に行ってきました.

 

市の広報に掲載されていたので情報を知りました。当初会場は500名収容の

文化会館小ホールとなっていたので、そのつもりでいったのですが、応募者が

ものすごく増えたらしく1100名収容の大ホールに変更され、ほぼ満員の

来場者でした。しかもマスク着用は必要でしたが着席数制限はなく収容数

満杯まで入場できたことで、行政もウイズ・コロナに舵を切ったことが実感

できました。

現在、ロシア・ウクライナ戦争が行われており、テーマになっている

「ひまわり」がウクライナの国花であり、冒頭とエンドロールの時に写し

出される地平線まで広がる「ひまわり畑」のロケ地がウクライナである

ことや、戦争によって引き裂かれる「夫婦」の戦争のむなしさ・後遺症を

イタリア・ネオリアリズムの巨匠「ヴィクトリア・デ・シーカ」が監督した

反戦映画」なので、最近各地で再上映されている作品です。

 

1970年公開(私が結婚した翌年)の作品で当時ヒットしたので、私は公開

当時劇場で鑑賞した記憶はあるのですが、なにせ52年前のものですから

詳細についての記憶はほとんどありませんでした。本日鑑賞して、印象に残る

場面ははっきり思い出しました。最初に観た時は戦争というものが身近では

なかったのでいい映画だとは思いましたが、いつまでも印象に残るという

感じはなかったのですが、それなりに歳を重ねた現在では内容や監督の意図、

戦争の影響などがより深く心に迫って来ました。満員の来場者の方も同年代の

かたばかりで、若い時に観た方が多く訪れていたとの印象で、エンドロールの

時には「拍手」が鳴りやまなかったので、私と同じような感傷を持たれた方が

多かったのではと思いました。それと全編に流れるヘンリー・マンシーニ

有名なテーマ音楽にもシビレました。秦野市もたまには粋なことをやるもんですね。

 

明日は子どもの日,好天に恵まれた文化会館がある秦野市カルチャーパークは

近場で連休を楽しもうという家族連れが多く、水無川上流下の両岸に多数の

鯉のぼりが泳いでいる下で水遊びをしたり、テントを張って食事をしたりして

いました。

☆動画  映画「ひまわり」 名場面  4:23

      https://www.youtube.com/watch?v=CECz_IS3KdY

           水無川下流                     

      水無川上流