夜の騎士のあれこれ噺

世の中にはあれ?これ?と思うことがいっぱい。

70年代、ウーマンリブ運動の主導をした鍼灸師「田中美津」さん

昨日は、遅まきながらau通信トラブルの影響が出て、スマホもパソコンも

ネットに接続せず往生してましたが、午前中は本町公民館での「論語講座」

に参加して、その足で文京区の本郷3丁目に移動して「コスタリカの学ぶ会」

に参加したので、今月初めて11,000歩を超えました。

 

昨日の参加者は東京勉強会幹事の元原発技術者「小倉志郎」さんと、伝説の

ウーマンリブ運動の主導者と呼ばれる「田中美津」さんの3人でしたので、

いつもより深い議論が出来た感じがしています。

 

最近の電力逼迫を理由に政府が「原発再稼働」に結び付けようとしていて、

岸田首相が「安全が確認でき、地元住民の再稼働への理解が得られたところ

から再稼働していく」という発言をしていることに対し、小倉さんに

「安全が確認できたところから」という事は欺瞞ではないか。岸田首相の

根拠は原子力規制委員会の「審査」が通っただけで「安全が確認できた」として

いるのだろうけど、原子力規制委員会の田中前委員長か現在の更田委員長

のどっちの発言か忘れましたが「審査」を通ったからといって「安全を

保証するものではない」としていたはず。規制委員会はあくまで「想定内」の

ことに対しての審査であって、事故は必ず「想定外」の事象により発生する。

その場合は「想定外」として、電力会社経営幹部、政府幹部、誘致責任者

ひいては「最高裁判所」まで「想定外」のこととして、結果、誰一人責任を

取らないのことを福一事故で私たちは経験しました。老朽原発を再稼働して

南海トラフ地震」が来て本当に大丈夫なのかが不安でたまりません。

私の意見を述べたら「まったくその通り」と同意を得ました。

この議論で1時間くらい話ましたが、そこにウーマンリブ運動のカリスマと

して有名な「田中美津」さんが現れ、また田中さんの社会運動家としての

豊富な体験から、いろいろな「問題提起」があり、その話題で盛り上がり、

アッという間に時間が過ぎてしまいました。

 

田中美津さんはコスタリカに学ぶ会に毎回ではありませんが、結構な回数

参加していて、大体どんな経歴の方かは存知あげていましたが、お話を

したことは殆どなかったのですが、昨日は少人数でしたので、私も自分の

意見を多く発言でき、田中さんもフェミニストの立場から、男性としては

耳が痛い意見を多く発言してくれ、お互いがそういう方なのだという

理解が深まりました。みなさんも70年代のウーマンリブ運動も、ほとんど

お忘れでしょうから、田中さんの動画をUPしておきます。

☆動画  ドキュメンタリー「この星は、私の星じゃない」予告編 1:42

       https://www.youtube.com/watch?v=MEaCbU4VklM

☆動画 ドキュメンタリー「この星は、私の星じゃない」ダイジェスト版

  https://www.youtube.com/watch?v=YDF8vsBgQRs     4:18