77年前の8月15日、日本は「ポツダム宣言」の受諾を
「無条件降伏」しました。今から思えば、ロシアに対する
ウクライナのように圧倒的に国力の差があることは、戦争
推進者は自覚していたのに、まったく無謀な闘いを臨み、
結局国土は「焦土」と化し、320万ともいわれる犠牲者
を生んだのです。その犠牲の元に「永久に戦争を放棄」し、そのため
「陸海空軍は保持しない」「交戦権は認めない」という世界に
冠たる憲法九条を得たのですよね。
本日の東京新聞も8月15日の特集的な記事で埋めていますが、全て
「終戦」の表現を使っています。「終戦記念日」という言い方は私は
当時の政府の識者が得意の「言葉の言いかえ」を巧みに使用した
と思っているので、個人的には「敗戦記念日」を使っています。
「いい変え」の目的は「天皇の戦争責任」を「曖昧」にするためです。
日本自体がの先の戦争の総括をしていないことが、現在にも尾をひいていると
思っています。
「天皇陛下バンザイ」といって玉砕していった多数の兵士たち。
軍部の暴走によって、ウソを重ね国民を騙し続けた大本営、
国の「統帥権」と「統治権」(国の最高責任者)を憲法上認められて
いた天皇が責任を取らねば国の再建が出来ない状態であったのです。
戦争責任がゼロであったハズはありません。東京裁判は別にして、
天皇自ら責任を取るべきでったといまでも思っています。だからと
日本国民統合の象徴として「平和祈念」のため祈っていただければ
よかったと思っています。
☆動画 昭和天皇が自認する戦争責任 29:11
https://www.youtube.com/watch?v=mmmELYD8ED8
☆動画 昭和天皇に戦争責任はなかったのか? 19:38