今夕のニュースが関西電力高浜原発3号機が本日再稼働したことを伝えています。
高浜3号は、原発の使用済み核燃料を資源と捉え、ウランとプルトニウムを取り出してMOX燃料を
作り、再び原発で使うプルサーマルです。
この方式で極めて高い線量を出す使用済みMOX燃料は、行き場がないため各発電所で長期間保管せざるを
得ないんですね。おまけにMOX燃料は通常のウラン燃料に比べ、原子炉で核分裂反応を停止させる制御棒が
効きにくく、使用後の温度低下も緩慢(要するに高温のまま)なんです。
国は、使用済み核燃料サイクル稼働をアピールすることで使用済み核燃料の処理ができてるように
国民に糊塗するためにまずプルサーマルを優先して再稼働していくことを目論んでいるんですね。
プルサーマルの再稼働を容認した自治体も原発で保管される使用済MOX燃料が貯まるばかりで持って行く
場所と処分方法もない状態。 住民はトイレのないマンションに利権亡者によって強制的に住まわされ
貯まるばかりの放射線量がめっぽう高い「原発のウンチ」にまみれて暮らすことになるんです。
お金に目がくらんで原発推進派の議員や首長に投票した人はなにかあっても諦めてもらうしか
ないですけど原発に反対した人はどうしたらいいんですか。
☆動画 プルサーマルの危険 広瀬 隆
https://www.youtube.com/watch?v=6Utgzr5EqBo 15:16