夜の騎士のあれこれ噺

世の中にはあれ?これ?と思うことがいっぱい。

美輪明宏さんは男の中の男

昔、ユニセックスの扮装で「シスターボーイ」として売り出し、その後シャンソン歌手として名をなし
77歳となったいまでも女装の現役の役者、歌手として芸能界で特異な活躍をしてる美輪明宏さん。

芸能界では「イロ物」として見られがちですが、長崎生まれで本人は爆心地から4KMはなれた自宅に
いたので被曝は免れたのですが市内に住む祖父を亡くし長崎市内の惨状を目の当たりにした体験はトラウマ
になっており、反戦反核に対する想いは強烈でブレない証言というか発言は、ズバリ核心をついたもの
が多いです。

人気商売の芸能人は普通政治的な発言は控えるのですが、小気味よく自分の思いをズバズバ発言する
姿勢はまさに「男の中の男」です。

ちょっと発言集を拾ってみました。

*「戦争って言葉をなくせばいいんですよ。『大量殺人』で」いいんです」

*「原発自民党が造ったんでしょ。それをみんな民主党のせいにして、自民党は国民に謝りもしない。
  あなたたち恥ずかしくないの。まず自分たちの責任をとりなさいよ」

*「日本は遅れていましたから、憲法アメリカの言いなりになってしまったワケです。でも、外国人も
  人間。日本人も人間。中国人もユダヤ人も朝鮮人も、全部人間です。だったら何国人が作ったもので
  あろうと、人間が作った法律で、素晴らしければ、それでよいではありませんか」

*「また戦時中と同じように、日本中が老人と女子供だけになればいいんです。自分の恋人を殺して
  子供を殺して、孫を殺して、さぞかし満足でしょうよ。みんな、全部他人のことだと思って
  いられるから平気でいられるのです」

*「77年間生きてきたが、日本は原爆にあったり、終戦後の焼け跡から復興してきた。あのころを
  考えると不景気なんて屁みたいなもの。日本人の力で復興してきたし、命まで持って行かれたりは
  しない。マイナスの方に考える方たちに、そう心配することはないと伝えてあげてほしい」

    
     ☆動画   美輪明宏  作詞・作曲(旧姓 丸山明宏)   ヨイトマケの唄

           むかし日雇いの肉体労働者の日当は240円でしたから「ニコヨン」と呼ばれてました。
           苦しい時代にワタシを育ててくれた両親がいたので今のワタシが存在します。
           そのことに、いまさらながら感謝するとともに、あの時代に戻そうとする勢力に
           私は徹底的に抵抗します。子供や孫に「人殺し」の手伝いをさせないために・・・

           https://www.youtube.com/watch?v=lPfFdL6DQWc 5:56