ホントに驚きました。ホントにこんな人には総理の座を降りてもらわなければと思いました。
対する安倍首相の応答動画をご覧ください。
おまけに山尾委員に向けて「ええ、山尾委員はですね、議会の運営ということについて、少し
勉強していただいた方がいいと思います」と、ドヤ顔でいった後の明言ですよ。
安倍首相は日本国は立法・司法・行政の三権が分立しており、それぞれの権力が牽制しあって統治し、
主権者は国民であるという基本中の基本を解ってないということですよ。
であることは中学生だって知ってることです。
山尾委員に勉強し直せなぞと良く言えたもんです。恥ずかしくないんですかね。小学校からやり直さ
なきゃいけないのはのは安倍首相のほうでしょって!
もっと、驚いたのは安倍首相のこの明確な誤認識について与党側の閣僚席で「ありゃりゃ」的な表情を
したのは石破大臣だけで、他の閣僚は安倍さんの天敵 山尾委員に対してよく言ってくれたみたいな
表情ですよ。おまけの与党席からは笑い声まで・・・
そして、後ろに控えている官僚たちの誰ひとり首相のマチガイをたしなめ、発言を取り消そうとの動きを
見せなかったこと。
安倍首相は「王様はハダカです」と直言してくれる取り巻きがだれもいないことが、はっきりと解った
場面でした。
なさけないのが野党委員、「アンタはいつ立法府の長になったんだ!勉強しなおすのはそっちだろ!」
ぐらいのヤジのひとつも飛ばせないのか!
地方検事としてのキャリアがあるのに「安倍首相、あなたはいつから立法府の長になったんですか?
応えて下さい。私は一から勉強し直す必要があるのは安倍首相だと思いますよ。」と切り返すぐらいの
のことができないのかね。
安倍首相の単なる「勘違い説」を取る人もネットでは散見されるようだけど、今朝の東京新聞朝刊
は確信犯的な見方をしてました。
「議員歳費は、まさに国会議員の権利にかかわる話でございますから、立法府の長である私はそれに
ついてのコメントすることは差し控えたい」と発言。この時は周囲から「行政府、行政府」と指摘され、
「あ、行政府ですか、失礼、ちょっと」と言ったが言いなおすことはしなかった。
委員から「あなたは行政府の長」とたしなめられています。
今朝の東京新聞はうがった見方を記事にしてます。
この安倍首相の度重なる発言を「失言」ではなく「故意」ではないかと見ている学者の説を紹介してるんです。
「首相の露骨な三権分立否定発言の背後には、首尾一貫した『透明化作戦』があるのではないか?」
「透明化とは、想像もつかないひどい事柄も、少しずつ何回も繰り返し、人々がそれを日常風景のように
感じ、注意を払わなくように仕向けること」だそうです。
「一見、知性が低いような矛盾だらけの発言を、予測不能な奇襲のように繰り返す方法が効果的だ」と。
(ワタシ個人的には安倍首相がそこまで高度なワザを使えるとは思ってませんが、CIAあたりが
ウラで糸をひいてりゃ、あるのかもしれませんね)
「首相には並々ならぬ自信が見える。大衆は愚かだからだますことができ、マスコミとは持ちつ持たれつで、
しまう」と懸念してます。
条項(国家緊急権)」が準備されてることです。
できるようになるのです。
まさにワタシが一昨日投稿した「ヒトラーの大衆扇動術」通りの作戦ではないですか・・・
アブナイ、アブナイ、危険、危険のトンデモ首相!
もうひとつ、この発言も大間違いです。首相は「国の最高責任者は私だ!」
なにを、トチ狂ってるんでしょうか。 安倍首相は行政府の責任者。国の最高責任者は主権者である国民!
☆動画 「国の最高責任者は私だ」
第九章 緊急事態(抜粋)
(緊急事態の宣言)
第九十八条 内閣総理大臣は、我が国に」対する]外部からの武力攻撃、内乱等による社会秩序の混乱、
地震等に」よる大規模な自然災害その他法律で定める緊急事態において、特に必要がある
ときは、法律の定めるところにより、閣議にかけて、緊急事態の宣言を発することができる。
(緊急事態の効果)
第九十九条 緊急事態の宣言が発せられたときは、法律の定めるところにより、内閣は法律と同一の
その他の処分を行い、地方自治体の長に対して必要な指示をすることができる。
(略)
3 緊急事態の宣言が発せられた場合には、何人も、法律の定めるところにより、当該宣言に
係る事態において国民の生命、身体及び財産を守るために行われる措置に関して発せられる
国その他公の機関の指示に従わなければならない。(略)