現在、西湘6地区でリレー上映されてる.映画
「おだやかな革命」が本日は大磯図書館で上映
だったので、たまたま仕事が休みだった家内を
同道して上映の2時間前に大磯に行って、
大磯デイトと洒落こんできました。
まず、大磯の名所の一つ、晩年の2年半を過ごした
旧島崎藤村邸跡を軽く見学、そして.パン、ケーキに
目がない家内が事前にチェックしていたケーキの
「鴫立亭(しぎたててい)」に寄るもこの日の暑さで
帰宅予定時間まで持たないと店主に言われ購入を
あきらめ、会場のすぐ近くにある「パンの蔵」に寄り
パン数種類を購入し大磯図書館に移動し「おだやかな革命」を鑑賞。
映画は自然エネルギーを利用して地域がこれからの
暮らしの在り方にチャレンジしていることを追った
ドキュメント。それぞれの地域の取り組みが、
まさにタイトル通りの「おだやかな革命」が実感
できるものでした。
その地域は・・・
・東京と福島のいびつだった関係を作り直す
・奪われた故郷を取り戻すために避難してた
に引き継ぐために設立した飯館電力(太陽光)
・村の面積の95%を占める森林資源をいかして
循環型経済を築く「百年の森林(もり)構想」を掲げ
「平成の合併」に同意せず自立の道を選んだ
岡山県粟倉村
・風車を通じた都市と地方との新しい関係づくり
コラボによる風力発電
が、紹介されます。私はこの映画を市役所の担当
部門の役人たち、市長,全市議会議員に見せる
方法はないかと検討するつもりです。
自然エネルギーによる地域革命を図っていかないと
間違いなく地域は衰退するからです。
私は、この映画にも登場する文化人類学者の
辻真一さんがプログラムで述べてる言葉に最も
同意したので抜粋させてもらいました。
☆辻 信一 若者が持つ「文化創造者」の力
より抜粋引用
僕たちはそれぞれ身体を持ち、.自然の恵みを食べ
植物のつくる酸素を呼吸して生きているわけですね。
そういうことが、都会の中ではどんどんわかりにくく
なって.いる。僕らが吸う空気のことなど誰も考えない。
水だってどこからやってくるくるのかも知らない。
その一方で、実際に自分の.食べ物を作ったり、
近隣の人が畑で自分の口に入るものをつくってくれて
いる地域もあるわけです。そんな地域において、
身体、心、魂、そして周囲の生態系とがつながり
合って育まれている知と都会の知というのは、あまりに
大きく違うと思うのです。頭の中でつくられた世界で
知を育んでいる人たちにとっては、環境は壊されない
ほうがいいけれど、GNP(国内総生産)をあげるため
には仕方がないとか、原発もなくせたらいいけれど
稼働も仕方ないかという、せいぜいこの程度の知
なんですね。でも、本当に空気や土や水とつながり
隣人や友人たちと繋がって生きている人たちに
とっては、知性ってもっと世界的なんですよ。
一見小さな村の中では、全世界的な全宇宙的
なことが起こっているわけです。この違いと
いうのが、いまだんだんとはっきりしてきている。
そして若者たちはそれを直感しているんです。
上の世代の生き方を見て、なんかこの人たちは
嘘っぽいなと。本物はどこにあるのか、若者たちは
みんな求めています。
☆動画 映画「おだやかな革命」予告編
2:02
☆画像 上から
・大磯駅
・旧島崎藤村邸
・ケーキ屋「鴫立亭」
・「パンの蔵」入り口
・「パンの蔵」店内
・大磯町立図書館入り口
・大磯駅前にある「迎賓館」奥はレストラン
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