漏出を防ぐため囲っていた石棺の老朽化が激しいため、かねて製作中
であった巨大なアーチ形の鋼鉄シェルターが設置され29日にウクライナで
完了式典が行われました。
この鋼鉄シェルターは幅が257m、高さ108mで重さは3万6000トン
で地上建造物としては世界最大のものだそうで、耐用年数は100年
と云われています。
総工費は15億ユーロ(約1800億円)でEU各国、日本、米国、ロシアなど
40ケ国以上が負担しました。
今後は鋼鉄シェルターの密閉作業を始め、2017年11月に完工。
2023年までに既存のコンクリート製の石棺を取り外した後、溶解した
核燃料の除去を進めるワケですが、さてうまくとりだせるかどうかの
確証はありません。
状況です。このさき、どうなるんでしょうか?
ひとたび事故があれば永遠の金食い虫であり、人類の手に負えない
のが「原発」ですね。
比較的、事故の可能性がないうちに「廃炉」して使用済み核燃料
の廃棄策を決めて実施しなくては人類は滅亡するしかないですね。
ほんとに、とんでもないものを人類は作りだしてしまいました。
☆動画 作業始まる