夜の騎士のあれこれ噺

世の中にはあれ?これ?と思うことがいっぱい。

第13回 小田原憲法記念日のつどい

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本日は1947年(私5歳)5月3日に現行憲法が施行された記念日です。

この日は護憲派改憲派とも各地で集会を開いてることでしょう。

我が憲法九条の会・はだのも多くのスタッフが有明・東京臨海防災
.公園で開会されてる護憲の中央大会に参加してます。.

私は小田原革新懇の事務局長Tさんから誘われたこともあって、小田原市
合同庁舎2階会議室で開催された「第13回 憲法記念日のつどい」
に参加してきました。

メインは平和新聞編集長(平和委員会発行)の「布施裕仁」さんによる
主権在民文民統制の危機  ~ここまで来た!政府の情報隠し」
との内容の講演・・・

布施さんは、南スーダンPKO派遣された陸上自衛隊の{「日報」を
再三にわたり開示要求し、破棄したといったんされたものを結局
見つかった事実を暴いたジャーナリストです。

ですから陸上自衛隊の文書隠ぺい体質の実情を暴露しながら
文民統制が崩れている現状を危惧してました。

講演冒頭昨日の読売新聞が、安倍首相が憲法改定に一歩も二歩も
踏み込んだ発言したと紹介してました。

     ①改憲発議・国民投票の時期を2020年にしたいと、初めて
       時期を明言した。
     ②いままで「お試し改憲」として国民が受け入れやすい
       条項から改定するようなことが言われていたが、いきなり
       本命の九条を替えること(加憲)で国民投票に図りたい。
       →九条本文の①項と②項までを現行憲法通り変更せずとし、          ③に自衛隊条項をを明文化し集団的安全保障も明文化
         す条項を追加する内容を提案し国民の審判を受ける
         ような内容らしい。

なんとしても2019年の参院選与野党逆転をしないと安倍首相
の暴走を止められません。

私は、開示要求に対して俗にノリ弁といわれる「黒く塗りつぶした
資料」についての疑問を講師に質問してみました。

  ①そもそも官僚が「黒く塗りつぶす方法」はどんな方法を
    用いているのか?
  ②ここで公表することは出来ないと思うが、黒塗り資料の
   受け取り側で、「なんとか解読する」ことを業者・研究者等の
   協力を得てチャレンジしたことはあるのか?消せるボールペンが
   市販され、削除したパソコンデータも復元できる時代、技術的には
   可能なのではないか?  解読チャレンジを本格的にしたことが
   あるかないかで回答してもらえないか。
  ③黒塗り公文書も「国立公文書館」に保管されるものは、黒塗り
    されてない原文のママですよね。まさか黒塗りしたものを
    保管してるんじゃないでしょうね。
    と、いうことは何十年後には「歴史の検証資料」として
    開示されるんでしょうね?

講師からは明快な回答をもらえなかった。どなたか解る人がいたら
教えて下さい。

レジュメの最後にあった「映画 『5デイズ』」の冒頭のシーンに現れる
という下記の言葉が印象に残りました。

    *「戦争の最初の被害者は真実である」
   

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