紹介されてました。
*ある男が一頭のラクダを連れて砂漠を旅していた.ある夜、疲れた
ラクダがこう頼み込んだ。「ダンナ様、鼻だけテントの中に入れても
いいですか」。男は快く応じるが、その日を境にラクダはどんどん
大胆になっていく。顔を、首を,脚を・・・
テントに入れてくる部分がどんどん大きくなる。結局、ラクダはテントの
中で眠るようになり、男が出て行けと言っても聞かなくなったんだと!
小さく無害のように見えてもそれをいったん認めれば、既成事実となり、
やがて取り返しがつかない事態になってしまう「たとえ」ですね。
さて、昨日横須賀基地を米海軍の補給艦.の防護のために出航した
これは安倍政権がかねて実績作りを模索していた「安保関連法」の
「平時の米艦防護」をあえて不測の事態が起こりにくい太平洋側
で国民に「太平洋側なら.、まぁいいか!」という.「ラクダの鼻」の実績
作りであることは間違いありません。
今回防護にあたる米海軍の補給艦は、今後 朝鮮半島沖で展開する
米原子力空母「カール・ビンソン」艦隊に向かい補給にあたります。
米空母艦隊は北朝鮮のミサイル発射に備えて警戒に当たると、
言葉でいうと綺麗ですが、実態としては「武力による威嚇」ですよね。
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みなさん「憲法九条」を思い出して下さい。
*日本国民は、~(中略)武力による威嚇または武力の行使は
国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する
と規定されてます。米海軍の下請けとして護衛艦を差し出し、武力
による他国の威嚇に参加するって、私は堂々たる憲法違反だと思うん
ですがみなさんはどう思われますか?
命令を出した稲田防衛相はなにも.公式説明をしておりません。
アナウンスなき安保法の発動は国民が知らないまま自衛隊の米軍
下請け化を進ませようという安倍政権のやり方です。
政府は、昨年末に平時の米艦防護は、米軍への妨害行為や偶発的
な攻撃が発生した場合に限って実施を公表するとした運用指針を
決めてますから、確かに今回は米艦に妨害や攻撃があったワケ
でもないので公表する必要はないと判断したのかもしれません。
今回の防護命令も報道機関の取材によって明らかになったんです。
米艦防護では武器を使った反撃が可能で、状況次第では武力衝突
に発展する危険性が大です。
「駆け付け警護」に続いて放った「ラクダの鼻」作戦です。
☆動画 米艦防護に邦人存否は無関係
☆動画 安保法新任務 家族に見送られ「いずも」米艦防護へ