夜の騎士のあれこれ噺

世の中にはあれ?これ?と思うことがいっぱい。

「余計なお節介法」が画策されている。

今日はお隣「いせはらのアゴラ」に参加してきました。
憲法九条の会・はだのの女性スタッフSさんが初参加
して本日は12名での自由な話し合いでした。

本日、大きな話題になったのが先の国会に自民党
上程しようとした「家庭教育支援法」!(結局時間切れ
持ち越し案件になりました)

この法案は、安倍首相が会長を務める超党派の「親学
推進議員連盟」(2012年4.10設立)が法制化を目論んでいる法案です。

この聞こえのいい名称とは裏腹に、この法案が掲げる
”家庭教育”はとんでもない内容なんですね。

女性や子供に関わる問題を数多く手がける打越さく良
弁護士の解説によると・・・

「家庭を、国家に貢献する子どもをつくるための
 人材育成装置とするのが狙い。国に役立つ人、
 国や郷土を愛する人に育つよう教育すれば国や
 自治体は手助けしますよ、というものです」

さらに続けて・・・
「国がこうあるべきとする教育,つまり.お国のために
役立つ人材を育成していない親は、責任を果たして
いないことになるという法律。その時、親の責任を
果たしているかどうかを判断するのは国です。
家庭の事情やライフスタイルを尊重するのではなく、
枠にあてはめ上から目線でコントロールしようとして
います」(週刊女性 2017年2月21日号)

まったく 安倍首相の「復古主義」もここまできたか
という印象ですよ。ほんとに「余計なお節介法」

問題は親学推進議員連盟の設立総会に議員本人が
49人、代理が32人参加したことでしょう。こんなに
おるのかという驚きですわ。

儒教の教えが浸透してる北朝鮮・韓国・中国あたり
にはあるのかも知れませんが、日本に必要な法律
だとは思いません。

  ☆画像  本日帰りのバス停の横に設置されてた
         なんだか懐かしいポスト

(画像写り込みの日時は設定故障のための間違い)
イメージ 1