夜の騎士のあれこれ噺

世の中にはあれ?これ?と思うことがいっぱい。

沖縄・高江でのさわやか女性記者のスピーチが評判

沖縄のマスコミは県民のものです。 “民(たみ)”のものです。

やんばるの森を壊す沖縄・高江のヘリパッド(オスプレイの訓練に使用)建設の
反対運動を続ける集会に駆け付けた琉球朝日放送(QAB)の女性記者
千葉県出身の「大矢英代(はなよ)」さんのスピーチと素敵な笑顔が評判に
なってます。(大矢さんは中学から10年間剣道をやっていました)

大矢さん琉球朝日放送記者ですが、人気番組のキャスターも務めてるそうです。
テレビキャスターが権力への反対運動の現場に来てスピーチするって、本土の
くされメデイアの記者やキャスターに彼女の爪の垢でも煎じて飲ませたいですよ。

大矢さんはQABに非正規で雇用され現在は正社員となり、最近「沖縄マスコミ
労協副議長」に推され就任したそうです。(沖縄の新聞・テレビ・ラジオの労働
組合)

テレビ局の社員、キャスターとして参加しているのでなく沖縄マスコミ労協の
副議長の立場でスピーチしてるのだと思いますが、沖縄に職をもとめ,戦争を
知らない彼女が沖縄県民に気持ちに寄り添い応援に来ることは、沖縄には
民主主義が根付いてると思わせてくれました。

彼女のスピーチ後半の言葉が、それを表してます。

いくら労組の代表とは言え、こうゆう発言ができると言うことは沖縄のマスコミ界
が権力の監視・是正を求めるという本来のマスコミの機能を果たしているという
自負があるからだと思います。

おい!本土の新聞・テレビのマスコミ関係者の諸君、沖縄に行ってマスコミの
あるべき姿を勉強してきなさい。

彼女のスピーチの後半部分です。

私たち(沖縄)マスコミ労協は、
あらゆる戦争に繋がる原稿は書かない。 約束します。
戦争のためにカメラを回しません。
戦争のためにペンをとりません。
戦争のために輪転機を回しません。
71年前、先輩たちが犯した過ちは2度と繰り返しません。

そんな思いで沖縄の記者たちは、日々現場に立ってます。
それを支えているのは沖縄のみなさんです。

沖縄のマスコミは県民のものです。
“民(たみ)”のものです。

       ☆動画   琉球朝日放送記者  大矢英代さんのスピーチ
                  (2016年9月3日)

      https://www.youtube.com/watch?v=_XCKn1W0m5U      3:52