が阪神に負ければ今日にも25年ぶりのリーグ優勝が決まる状況になりました。
2位巨人に14.5ゲームの差(9月8日時点)をつける「ぶっちぎり」の優勝ですね。
開幕前にこんな状況を予想してた野球評論家はいるんでしょうか?
おめでとうございます。美味しいお酒を飲んで下さい。
なんといっても私のカープ優勝の思い出は、いまから41年前の1975年
(昭和50年)広島東洋カープの初優勝です。
私はこの時広島に転勤して6年目でして、広島市民の応援の熱狂ぶりと、
優勝の喜びを祝い合う爆発的な大騒ぎをリアルタイムで経験してるんです。
なにせ球団創設以来、下位をウロウロするばかりで「セリーグのお荷物」と
まで云われ、球団経営もなんども危機を迎え、そのたびに「たる募金」で
市民がカンパして継続してきたチームですから、広島市民にとっては
まさに「おらがチーム」として愛着は並大抵じゃないんですよ。
開幕早々「ルーツ監督」が退場を契機に辞任し後を引き継いだ「いごっそ」
(熊本の放言で頑固者の意味らしい)古葉竹織監督が指揮を執り
球団創設以来26年目の初優勝を成し遂げました。
負けても負けても熱烈応援を続けてきたカープフアンにとったは、夢のような
優勝だったと思います。
1点の先取点をとり、1-0のまま最終回を迎えた所で助っ人ホプキンス選手が
ツーアウトツースリーから劇的なスリーランホームランを放ち勝利を確定的なもの
にしました。このホームランはいま観ても鳥肌がたつほどしびれましたよ。
東京生まれで「紅梅キャラメル」の「巨人軍野球カード」で育ったワタシ
ですから、巨人をまあまあ好きだったんですが広島6年目の間に
周りに刺激され完全な広島フアンになってたワタシでした。
(広島10年のあと名古屋で10年過ごす間に、今度は完全に中日フアン
になってしまいましたがね。結局情報量が圧倒的に多いとフアンになって
しまうんですね)
優勝が決まってからは広島市の繁華街は喜ぶ人が溢れ、そりゃま~
大騒ぎ、あちこちの商店が「たる酒」をふるまい、「タダ酒」で酔った人が
通りかかる人を誰かれ構わず「胴上げ」をしてました。もちろん女性
も胴上げですよ。いまなら完全にセクハラと訴えられるでしょうけど
喜びの胴上げですから、許してくれたんでしょう。
阪神優勝したとき道頓堀に飛び込んだ若者が沢山いましたが、その騒ぎ
と似ているのかもしれません。
今回25年ぶりとなる広島東洋カープを目前に広島転勤時代の思い出に
ふけるワタシなのでした。
☆動画 広島東洋カープ初優勝を決めた試合ダイジェスト
選手インタビューでの「広島弁」がいいですね~
カープフアンのみなさん、懐かしんで下さい