夜の騎士のあれこれ噺

世の中にはあれ?これ?と思うことがいっぱい。

「緑のはだの」と「憲法九条の会・はだの」の活動日

本日は、南公民館・視聴覚室で「緑のはだの」会報の発起人であるOさん
が最近10日間、何回目かの沖縄を訪れ、辺野古、高江、伊江島の抗議
運動に参加してきたので、その報告を聞くことと、Oさんがドキュメンタリー作家
故:高岩仁さんの実家を訪問し未亡人から作品三点のDVDや冊子を購入して
きたので、そのDVDのひとつ「「教えられなかった戦争・沖縄編」~阿波根昌鴻
(あはごん しょうこう)・伊江島の戦い~(1時間52分)高江ヘリパッド抗議
運動の記録を「緑のはだの」の有志11名で上映会を行い、その後Oさんの
お話し会と参加者全員で感想と沖縄問題についての話し合いに10:00~15:00
まで参加してきました。

阿波根さんは伊江島出身の社会運動家で、非暴力闘争をつらぬき
理想の村を作るために開墾した3万坪の土地を不条理に米軍の演習地として
強奪されことに生涯返還を求め抗議行動を続けてきた方です。

この記録映画は琉球・沖縄の歴史から始まり現在までの不条理に対する
沖縄民衆の抵抗の記録を丹念に描いています。沖縄住民の抵抗は「スジ金」
入りですわい。

感想を詳しく書くと「長文」になってしまうので省きますが、ひとことで云えば
「いい映画だ、本土の私たちの多くが観なくてはいけない映画だ」
特に感じたのは、子供時代からの平和教育と、我々がやってる平和運動
へこたれずに続けることの大切さですね。

DVDケースに書かれてる阿波根さんの二つの言葉がこの映画が訴えたいこと
を表してます。

「命を育む土地を、人殺しのためには使わせない」
「私たちの平和運動は、米軍基地を日本からなくしただけでは終わらない。
 平和憲法を世界に広め、地球上から戦争も武器もなくす。そして地球の資源
 をすべての人で平等に分け合える社会、能力に応じて働き、必要なだけ
 受け取れる社会を築くまで続けるのです」

まさに「緑の党」のコンセプトそのものです。

後半のOさんの報告ではOさんの行動力に感心させてもらうばかりでしたが、
高江で工事トラックを阻止行動のとき出会った若者が泣いていたので、
Oさんが理由を聞いたら排除行動をしてる「機動隊の若者がかわいそうだ」と
答えたんだそうです。彼のその心理までは解りませんがOさんは「彼と同年代
の黒い服でかためた若者が市民・住民たちを暴力で排除するのを見て、逆に
「不憫」に思ったんだろうと理解してました。

その若者と行動後に、また顔を合わせた時の彼の話です。
「今は大学で先生になる勉強をしています。卒業したら沖縄で先生になりたい」
それを聞いたOさんが「それは大変いいことだな」といいつつ、どこから来たのか
尋ねたら、なんとなんと秦野のとなり町「伊勢原からです」だったんです。
Oさんが、すかさず「俺はとなりの秦野からだよ」と言ったら「遊びに行きます」と
すぐに答えて住所も教えてくれたんだそうです。

なんだかうれしいじゃありませんか。秦野と同じ位保守的な土地柄と思われる
(ワタシ秦野市の前8年間は伊勢原市の住民でしたので)伊勢原市にこんなに
問題意識と行動力を持つ若者が存在してたことだけでうれしくなっちゃうんです。

Oさんに、ぜひその若者と友達になってくださいとお願いしておきました。

16:00~17:00までは「憲法9条の会・はだの」の駅頭行動日。

10月23日の「伊藤真弁護士講演会」の駅頭での最初の宣伝日が、地元
鶴巻温泉駅でした。

本日の参加者は12名、案内チラシは駅頭受け取りが250枚、周辺住宅
ポスティングが550枚の計800枚でした。

今回は前々回スタッフ会議で会の訴えの「見える化」の提案をしてくれた
女性スタッフのUさんが、幟であり横断幕でもありプラカードでもある手作り作品を
披露してくれました。  

これからも「スタンディング」でコチラの言いたいことがひと目で解るものを
いろいろと工夫していきたいですね。

     ☆画像     上から

         ・「緑のはだの」DVD上映会

         ・講演会PR     

         ・Uさんの手作り「見える化」作品    片面

         ・同     もう片面
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