夜の騎士のあれこれ噺

世の中にはあれ?これ?と思うことがいっぱい。

「いせはらアゴラ」 Part6

本日は、伊勢原中央公民館4階の和室で開催された「いせはらのアゴラ]Part6
という一種のフリートーキングの話し合いに参加してきました。

私は「緑のはだの」女性メンバーのUさんから誘われて、たしか第2回のアゴラに
参加して以来の参加です。案内はこの会の主宰者であるHさんから、毎回いただく
んですが、秦野の方の会合と重なってしまいずっと参加できなかったんです。

   *アゴラとは

    古代ギリシャ社会で、市民の政治、経済にまたがる中心をなした
    広場がアゴラです。
    市民総会や公開裁判の慣行を早くから有したギリシャのポリス(都市国家
    社会に特有の公共施設(日本大百科全書(ニッポニカ)の解説)

この集まりの参加は自由で、Hさんと参加者で次回のテーマを決めて、冒頭
30分位テーマについてHさんが作成したレジュメに基づく話があって、あとは
参加者それぞれがテーマとHさんの投げかけについて自由に意見を開陳する
スタイルです。

なにかを決めなきゃいけないとか、まとめなきゃいけないという会議と違い
ますから、参加者の人のさまざまな考え方を知ることで、私にとっては
大変勉強になる会としての位置づけですね。

本日のテーマは「戦争はどのようにして準備されるか」でした。
折から今日9月18日は、95年前の1931年に日本の関東軍が仕掛けた
柳条湖事件をきっかけにした15年戦争(アジア太平洋戦争)が始まった日
なんですね。

Hさんは、今中学校で使用されてる社会科教科書で「育鵬社版」と伊勢原市
採択されてる「帝国書院版」の記述を比較しながら、学び考えあおうとの提案
でした。レジュメは吉田松陰の「幽囚録」、福沢諭吉の「脱亜論」の侵略思想の
紹介から始め1931年の満州事変までの経過を追いながら、満州事変に対する
育鵬社版教科書」の記述を紹介してそこから、参加者が意見を述べる形
でした。

Hさんは元高校社会科の教諭でしたから、教育界の現場の裏事情が聞けた
ことに興味がありましたし、みなさんの意見に同調することが多く有意義な会
でした。

本日の参加者は、私を入れて8名でしたが10月23日の「伊藤真さん講演会」
のチラシを渡してアピールをしてきました。

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