夜の騎士のあれこれ噺

世の中にはあれ?これ?と思うことがいっぱい。

「秦野市水道事業」の学習会

本日は、「いいなイエロー」の女性スタッフであるCさんの
呼びかけで南公民館・和室で開催された「秦野市
水道」の現状についての学習会に参加してきました。

講師は秦野市上下水道局」の若き職員Sさんと
Nさんで、現状についてはいろいろなことが分かり
ました。

秦野市水道の最大の特徴は芦ノ湖の水の量の
 1.5倍といわれる約2億8000万トンの地下水を
 水源としていること。(秦野市全体の71%)

・もともと地下水は水質が良くおいしいので、浄水、
 取水、給水等の管理施設が少なくて巣もので、
 市民には他地域より割安な水を提供できること。

と、いったことで地下水という天然の水がめを使って
いることです。

で、本日の事前のテーマは、昨年3月7日に閣議決定され、今国会に上程されてる水道の民営化法ともいう
べき「改正水道法」の内容と問題点を学習する目的
だったのですが、秦野市上下水道局の若き職員は
その知識もなく、なんの問題意識も持ってませんで
した。

秦野市の地下水利用の内容を聞いて、秦野市
水道事業が民営化されることは、まずなさそうな
ことは理解できましたが、逆にそのことに胡坐を
かいてTOPから末端まで水道事業に携わる職員
に、「改正水道法」の内容の知識を持っていない
ということが、大きな問題であることが分かりました。

先の国会で、ほとんどの人が知らされない間に
決められてしまった「種子法の廃止」と同じ状況
です。

人間生存の大切な条件ある農産物の「タネ」、そして
日本の貴重の資源である飲料水に多国籍企業
門戸を開くという「食料」と「水」の安全にからむ
法改正であるのに、その危機感のなさで大丈夫
なだろうかと、日本全体の「水の安全と確保」に
ついて思いを馳せざるを得ない学習会でした。

公務員は法の改正についての情報を我々よりは
知りえる立場だと思うので、若き職員に調べて
もらって「情報公開」することを要望して、次回の
学習会にも参加してもらうことを約束して、本日は
終了しました。

が、「改正水道法を学ぶ」という種子でのCさんの
呼びかけだったのですが参加者やは8人と市民側の
問題意識の低さも問題だと思いました。

安倍政権が次から次に問題を投げかけるため、その
報道にかまけて、イノチに関わる「種子法廃止」「改正
水道法」についての報道をほとんどしないことも
大問題ですよ。またまた、国民が知らない間に決められてしまいそうです。

    ☆画像    本日はこんな感じ

    ☆動画   橋本淳司氏:民営化では手動事業
            を守れない (ダイジェスト) 9:36

       ☆動画  山本太郎議員が水道民営化に抗議
      「今のままでいいじゃないですか!
       水道は国民の命の源」  16:56


イメージ 1