「立憲デモクラシーの会共同代表」の山口二郎さんが
東京新聞の「本音のコラム」欄の毎週日曜日に
執筆しています。
ので抜粋引用してみました。
*安倍首相はしつこく憲法改正ムードを作ろうと
しているが、およそルールを守る意欲も能力も
ない政治家に憲法改正を叫ばれると、ふざけるな
と言いたくなる。常習犯の泥棒が、汝 盗むなかれ
と説教するようなものである。
憲法は、為政者が日々実践すべき規範である。
の常識とも言うべき当然の常識がある。
安倍政権の異常さは、この種の常識が破壊
され、さらに公務員に常識を守るよう監督する
立場にある首相以下の閣僚もこの種の非行を
黙認した点にある。
ルールを守らなければならない。野党議員が
自衛隊の日報にあった「戦闘」の意味を尋ねる
質問主意書を出したところ、政府は「国語辞典
的な意味での戦闘」と自衛隊法などで定義
する「戦闘行為」とは異なるという答弁を決定
した。犬を見て、あれは自分が考える犬では
なく、猫であると言い張るならば、もはや議論
は不可能である。
政権の指導者たちは、小学校の国語と道徳
言葉を正しく使えるようになるまで、お預けにする
しかない。
☆動画 TBS サンデーモーニング
風を読む 失われゆく言葉の重み 12:24