夜の騎士のあれこれ噺

世の中にはあれ?これ?と思うことがいっぱい。

横浜市内「企画展」探訪

本日は横浜市内で開催されてる3っつの「企画展めぐり」
をしてきました。

まず、横浜情報文化センター.(日本新聞博物館)で
開催.されてる「よみがえる沖縄 1935」という写真展。

太平洋戦争で過酷な戦禍にさらされた沖縄の戦争
被害を受ける10年前1935年の県民の平和な営みを朝日新聞の記者が撮影してたネガが,約80年を経て
大阪本社で発見され、このたび公開されました。

発見された277コマの内、今回は.厳選された約100
展の貴重な写真が展示されてました。

ここに写っている人たち(特に女性と屈託のない
笑顔の子どもたち)が、10年後に大人たちが始めた
あの戦争によって、多数が殺されたと思うと胸が
詰まる思いで1枚1枚を丹念にみてきました。

そして常設は「新聞博物館」としての.展示で
輪転機や大型スクリーンもありましたが、じっくり
見れば5~6時間は必要な感じでしたので、
はしょりました。

次に訪れたのは馬車道通りにある神奈川県立
歴史博物館で開催されてる特別展「県博開館
51周年記念 つなぐ、神奈川県博」という企画展
です。

この県立博物館自体が「横浜正金銀行本店」
という史跡建築で、リニュ―アルのため約2年
休館してた工事が完了し4月に再開館したばかり
だそうです。

ここの常設展示は,①古代②中世③近世④近代
現代・民族のテーマ別に数々の史料が展示されて
ましたが、私が特に興味を持ってる内容でも
ないので、ざ~とひとめぐりしただけでスルー
してきました。

しかし、昔の重厚感あふれた建物は魅力でした。

そして3件目が、かながわ県民サポートセンター
で開催されてる「原発事故8年目 神奈川と福島
のいま」展です。

本日一番の目的が、この会場で17:00から19:30
に行われる「原自連」会長の「吉原毅」さんの講演
でした。が、会場に到着したのがちょうど16:00で
ミニトークが始まったところだったので、聞き入って
しまったらミニでもなく「みんなデータサイト」の
女性のトークが16:45まで続き、他の展示を
見る時間がなく、吉原さんの講演の17:00のため
2階ホールに移動してしまいました。

ここの各ブースは興味あるテーマばかりでしたし、
それぞれが市民運動の紹介でしたいと思いますから
1日かけてこの展示会だけに集中したほうが良かったかな、とちょっぴり反省しました。

ただ、ミニトークしてくれた女性が紹介してくれた
「みんなのデータサイト(MDSと略)」(検索)は
いい情報でした。

このサイトは、全国34の市民放射能測定室が.参加
し、各々が放射能測定したデータを、一つのデータ
ベースに集約して公開している市民団体です。

現在、食品データ約17,000件と「東日本土壌ベクレル
測定プロジェクト」のデータ3,400件を分かり易く
可視化し保存しています。

このサイトは秦野市の「脱原発グループ」にも紹介
しようと思ってます。

俗に「あぶはちとらず」という格言がありますが、
本日の探訪は欲張りすぎて「全てが中途半端」に
終わった感じで、肌寒い日でもあったので、
少なからず「徒労感」があります。

何事も「余裕」がなくちゃダメ!ですね。

     ☆画像    上から

  ・「よみがえる沖縄 1935」写真展会場
   (展示場内は撮影禁止)
  ・常設展示場の「新聞輪転機
  ・常設展示場の横浜市ジオラマ

  ・神奈川県歴史博物館(旧横浜正金銀行本社)
  ・常設展示の「神輿」

  ・「原発事故8年目 神奈川と福島の今」展会場
  ・「みんなデータサイト」のミニトークをした女性

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