専守防衛逸脱だと問題となっておりますが、はたして
日本の防衛にどのように寄与するのかは不明です。
先の大戦で日本の敗色が濃厚となった1944年10月に
竣工した帝国海軍最後の空母「葛城」は戦争中は
マッタクの「役立たず」な空母でしたが、戦後になって
「幅員船」に改修され南方各地に派遣されて、命を
取り留めた復員兵を夢に見た内地に運ぶという.
大活躍をしたんです。
竣工した1944年にはすでに「葛城」に搭載する飛行機
もなく、離着陸可能な訓練を受けた搭乗員もいないと
いう状態で.まさに「宝の持ち腐れ」で出撃の機会も
なく呉軍港に係留されてるままの.間に何度か空襲を
受けましたが、致命傷は受けず戦後まで持ちこたえていました。
空母を動かす油もなく、搭載飛行機もなく、飛行士
もいないという中で、よく「空母」を作ったもんだと
軍部の判断にはあきれてしまいますが、
けがの功名で戦後平和のために大活躍できたん
ですから皮肉なもんですね。
空母に改修される「いずも」は、単なる税金の
無駄遣いに終わる「無用の長物」となる可能性
が大きいと思ってます。
この最後の空母「葛城」は復員船として活躍した
ひっそりと解体されたそうです。
動画でお楽しみください。
☆動画 空母「葛城」 約5万人に故郷の
土地を踏ませ戦後最大の功績
をあげる(復員輸送) 5:35
☆動画 戦後の帰還兵 空母「葛城」で
ラバウルから帰国 4:45