夜の騎士のあれこれ噺

世の中にはあれ?これ?と思うことがいっぱい。

ある投書

数日前の東京新聞の投書蘭に「社会と向き合わぬ
若者」との投稿が掲載されてましたので抜粋しました。

★若者の自民党支持の要因として「現状維持傾向」や
「議論忌避」などが挙げられているが、根本的な要因は
もっと根深い

内閣府の「子ども・若者白書」(2014年版)によれば、日本の若者は自己を肯定的に捉えている割合が低く、
自己に誇りを持っている割合も低く、特に十代後半
から二十代前半にかけて、諸外国との差が
大きいとある。

「社会をよりよくするため、社会問題に関与したい」
と思っている割合は四割弱(ドイツ76%、米国64%、
韓国60%など)、「私の参加により、変えて欲しい
社会現象が少し変おおりえられるかもしれない」と
思っている割合は約三割で、いずれも日本が最も
低い(米国53%3、ドイツ53%、韓国39%など)

この結果には、日本の若者が社会の問題に
真正面から向き合わず、日常の惰性に流され
、就活など私的生活こそ大事-という傾向の
根っこが顕著に表れている。

世の中の出来事に主体的判断が出来ない思考停止
状態は、自己肯定感の低さ、自信のなさと通底して
おり、学校教育の中で「多数決」以外に民主主義.
の素養を体験させない政治教育忌避ともつながる。

これに野党などの批判勢力の弱さ、官僚やマスコミ
の政権に対する忖度などが寄与して、日本の若者を
自民党支持にさせているように思う。

この投稿者は八王子在住の76歳の男性ですが、
社会と向き合わぬ若者が思考停止状態に陥り
自民党を支持しているとしておりますが、これは
この若者たちの「親」の世代、またその「親」で
ある私たちの世代の責任も大きいと思いますね。

現実に街頭宣伝で戸別訪問で体験する「政治に
無関心」な大人たちの、若者への影響もかなり
大きいと感じてます。.

と、言うワケで明日の「投票率」がどうなるかが
気になってるワタシなのでした。