夜の騎士のあれこれ噺

世の中にはあれ?これ?と思うことがいっぱい。

ただいま「推敲」中

年2回、春と秋に発行してる同人冊子「緑のはだの」会報

春季号〈第13号)に掲載する「秦野市稲荷木遺跡見学会

訪問記」(3P)と「私たちの食卓に迫る危機」(15P)

というタイトルで2本の原稿を書き上げましたが、3Pの

方は私が文章を書いて、同じ見学会に参加したN女子が

現地で詠んだ10首の短歌を文章中に挿入したのですが、

文章と合わないところがあるので推敲をするつもりとの連絡が

あり編集のMさんとやりとりをしてもらっています。そして

もう一本の遺伝子組み換え食品の世界的蔓延についての現状を

纏めた15Pの原稿は、いったん編集に提出したのですが、提出後

に先日の山田正彦農水相の講演会を共催した、遺伝子組み換え

食品に詳しい伊勢原のIさんにチェックをお願いしたところ、私の

勘違いによる情報ミスの指摘とその他の表現のアドバイスがあり

その内容がもっともでしたので、推敲の結果一部の書き直しを

、ただいま作業中です。

 

この詩文の字句や表現を練り直す「推敲(すいこう)」という言葉の

意味は私も知ってましたが、語源については中学位の時に「雑学」

の本で読んだ記憶がうっすらありましたが、現在は完全に忘れて

ましたので改めて調べてみました。

★推敲の由来  中国唐代の故事に由来してます。

  唐代の詩人が「僧は推す月下の門」という句を作っていたが、

  「推す(おす)」を「敲く(たたく)」にすべきかで迷っている

  うちに、韓愈の行列に突き当たってしまいました。突き当たった

  理由を韓愈に尋ねられた詩人は、相手が唐詩四大家の一人の

  韓愈であると知り、逆に「推と敲のどちらがよういでしょう?」と

  質問したところ、韓愈から「敲にした方が良い」との助言受けた

  故事から、詩文を考え練り直すことを「推敲」というように

  なったそうです。