夜の騎士のあれこれ噺

世の中にはあれ?これ?と思うことがいっぱい。

ゼレンスキーウクライナ大統領よ、「名を捨て実を取って下さい」

プーチンの侵攻以来、ますます泥沼化して混迷を深めている

ロシア・ウクライナ戦争。ウクライナのゼレンスキー大統領が

キエフに留まり、国民に抗戦を鼓舞している気持ちは分からないでは

ありません。何よりもプーチンの暴虐が原因なのですから。

ただ現在の状況を冷静にみると、太平洋戦争末期における日本軍部

大本営)の姿をみているようで、気が気ではありません。大本営

フェイクニュースで戦争に負けてないとメデイアを使って国民を

騙し続け、結局、沖縄、東京大空襲、有名都市の空爆、広島・長崎の

原爆で無辜の民を百万人近く殺された挙句、やっと敗戦を認めました。

 

ウクライナ国民のイノチを守るためには「不本意」であることは、わかり

ますが、まずはウクライナ人の「人命」を「守り」「故郷」を守り、

自然を破壊しないことを優先すべきと思っています。プーチンの要求は

ウクライナの「非武装化」と「中立化」です。

 

早くプーチンの要求を呑んでいれば、この二つの条件を呑むことで、停戦が

出来ていたのに、抵抗がながびいている、今では「政権交代」「クリミア

半島ロシア領有を承認」「東部3共和国をさらに広げた地域の独立承認」

と、要求はエスカレートして、停戦交渉妥結の条件は難しくなるばかりです。

ゼレンスキー大統領は国民が大虐殺を受ける前に、「非武装中立」の要求を

受け入れる決断を早くすべきだと思います。前にも書いたことがありますが、

ウクライナの位置からすればNATOにも属さない、かといってロシアの影響下

にも入らない「中立国家」でいるのが一番で、そのため「非武装国家」を

世界に宣言して、武器を捨てその費用を福祉・教育・医療に使うのが

一番いいと思うのですよ。

みなさん、そんなこと不用心で「お花畑」思想だといいいますが、

私に言わせれば「武器で平和」が守れると思う方がまったく「お花畑」

思想に思われるのですよ。

 

「非武装・中立」の国造りにゼレンスキー大統領が舵を切れたら、まず

国民が喜びます。320万人の英霊となった人の犠牲のもとで「憲法九条」

を手にしたときの日本国民が、いかほど喜んだことか。その喜びを

ウクライナに皆さんに与えて下さい。

 

私のこのような意見は、ウクライナ頑張れ、プーチンをやっつけろの声ばかり

聞こえる現在では「少数意見」もいいところだと思うのですが、ほぼ同趣旨の

意見があったので、喜んで紹介する気になりました。この方にシンパシーを

感じました。

★「人命を重視するならウクライナ頑張れは論外、早く降伏しろ」である

    http://www.asyura2.com/19/warb23/msg/481.html