安倍連立政権は日本の誇り「９条」の破壊に加え、今度は「５３条」も破壊してしまいました。
★憲法５３条
内閣は、国会の臨時会の召集を決定することができる。いずれかの議院の総議員の四分の一以上の
要求があれば、内閣は、その召集を決定しなければならない。
ご存知かと思いますが、野党は１０月２１日憲法５３条に基づき「臨時国会」の召集を内閣に求めましたが、
期日の規定がないのをいいことに外交日程がなどと国会軽視もはなはだしい屁理屈を並べて憲法を破壊して
しまいました。
何かあれば野党が要求して国会を開かせ説明を求め、権力の暴走を防ぐための規定なのに堂々無視です。
（ただこの憲法５３条により召集された臨時国会は２０１５年１０月までに３４回ありましたが
２００３年１１月、２００５年１１月要求があった臨時会が召集されなかったケースがあります）
もう、ムチャクチャでござりますがな！！！
今国会を開けば、ハレンチ大臣の任命責任を問われる、公約違反のＴＰＰの説明ができない、景気を
悪化させただけのアベノミクスの成果と総括の説明ができない、戦争法、沖縄、労働者派遣法、原発再稼働、
消費税増税、突っ込まれても説明出来ない事案が山積・・・
この際、外遊してお金をばらまき日本の大企業幹部５０人を引き連れ訪問国にも日本企業にもチヤホヤ
されてるほうが楽だというのがホンネでしょう。
今回の中央アジア訪問では、キリギスに１３６億円、ウズベテスタンに１２７億円、タジキスタンに９億円
の円借款や政府開発援助を表明したうえ、トルクメニスタンには総額２兆２０００億円のインフラ
整備プロジェクトを合意してきたんですよ。いったい日本のどこにそんな金があるんですか！
憲法５３条破壊の追及をせず、なにも成果がないのにいかにも成果があったようにへつらう報道をする
大メデイアとテレビの御用コメンテーターたち。
間違いなく安倍連立政権は「史上最低最悪の内閣」ですね。
彼らに「選挙で信任された」｛選んだ国民が悪いんだ！）と、うそぶかれ開き直られるのが悔しくてなりません。
来年夏の参議員選、次の衆院選挙まで「打倒自公政権！！」のエネルギーを蓄えておかなきゃね。
