壁をあと一歩で乗り越えられず、当選することは出来ませんでした。 本当に残念ですが結果を受け
入れるしかありません。池田まきさんにはこれに諦めず国政選挙で勝利するまで闘って議席を確保
して欲しいと期待してます。
選挙結果をみますと・・・
自公大地こころ 和田候補 135,842票
が民進支持から自公支持へと寝返ったのが影響した可能性が考えられます。
262,374人ですから、依然として棄権した人が192,888人もいたと云うことになりますね。
この人たちがもうちょっと投票行動にうごいてくれたら結果は変わったかもと愚痴もいいたくなります。
石狩市ではわずか30票差と池田候補が肉薄しました。都市部である札幌市厚別では池田候補
が和田候補を約4千票上回り情報量の多い都市部では差をつけました。
そして無党派層の得票は池田候補が約70%、和田候補が約30%と圧倒的な差をつけたので
いかに組織の締め付け通りに投票した人が多いかということですね。
意外だったのが20代、30代の若者票は和田候補の得票数のほうが多く、40代以降は池田候補
の得票の方が多かったんだそうです。
負け惜しみではないですけど、衆参議員を選ぶ国政選挙は国の政策を決める代表を選ぶ選挙
という基本に目をつぶりあいかわらず地元への利益誘導を訴える候補が当選するとことですね。
地元をどうするかは地方議員にまかせられず、中央官僚とのパイプがないと予算をもってこれない
という体制を地方分権にしないと、組織票の壁はなかなか破ることはできないのかもしれません。
組織票?いまだに自分の意志で投票せず所属する組織・団体や「縁」「恩」「血縁」で投票する
有権者がまだまだ多いということを実感させてくれた結果でした。
しかし、強力な地盤を持ち自公の幹部連中が連日応援にかけつけ「予算」をちらつかせながら
投票を迫った和田候補に1万2千票あまりの差まで追いつめたんですから野党共闘が失敗
したとは思ってません。
参院選はこれからが本番です。