夜の騎士のあれこれ噺

世の中にはあれ?これ?と思うことがいっぱい。

5・3有明憲法集会、むの たけじさん渾身のスピーチ

一昨日の憲法記念日有明防災公園で50,000人(主催者発表が参加して開催された憲法集会
に、混雑と長距離デモは苦手なワタシは参加を見合わせましたので、どんな様子だったかの
ダイジェストで確認しました。

主催者がどうやって参加人数を算出したのかは解りませんが、動画で見る限り実際数もそれだけは
いると思える人数ですね。ちなみに改憲派のホール集会の参加者は1,100名でした。

いろいろな人のスピーチが披露されたようですが、このダイジェストで多く時間を割いている
101歳のジャーナリスト「むの たけじ」さんの絞り出すような声での、戦争の時代に従軍記者[朝日新聞
だった体験に基づくスピーチが印象に残りますね。

むのさんの話題は前にもこのブログで取り上げましたが、朝日新聞の従軍記者として戦地取材に
従事しましたが実際の戦争の悲惨さを報道せず「大本営」発表のウソ報道を垂れ流して国民を煽り
戦地に送り込んだことで大メデイア(当時は新聞とラジオ)は一種の戦犯であることにイヤケがさし
敗戦記念日(1945.8.15)に辞職し、個人発行の反戦を訴える新聞を発行し続けてきた反骨の
ジャーナリストです。

そのむのさんの声の大きさはどうでしょうか。どこからこの迫力が出てくるんでしょうか。
日本をふたたび戦争に巻き込まないようにすることが自分に課せられた使命だとの信念が
あの声の大きさになって訴えとして出てくるんでしょう。

命ある限り、ワタシたちのお尻を叩いて欲しい人です。

それと、野党4党代表のそろい踏みの光景もいいですね~。

生まれて初めて見る光景ですよ。このような光景を生んだのも、ある意味安倍首相の功績ですね。

安倍首相は大企業向けの政策しかとらず「庶民イジメ」に徹っしてきましたが、いままでで最大の
功績がひとつだけあります。

世界に誇る日本国憲法をあまりにないがしろにしてくれたので、憲法は国民を護るために国民の
総意で制定されたもの。主権者国民が「権力が暴走しないよう縛り」をかけたものと云う「立憲主義」を
国民の間に広めてくれたことですよ。

まだ、そのことに気付かずお目覚めになってない国民のみなさんも沢山いらっしゃいますけど。

動員されない「市民運動」が、この日本に出現したのは「農民一揆」「米騒動」以来じゃないでしょうか。

この勢いで選挙の結果に結びつけましょう。  「戦争法廃止を求める全国統一署名」も1200万筆を
超えたと当日発表されました。

       ☆動画     5・3憲法集会ダイジェスト(有明防災公園)

           https://www.youtube.com/watch?v=OHTBQbCkxi0      5:56