夜の騎士のあれこれ噺

世の中にはあれ?これ?と思うことがいっぱい。

はだかの王様

自民党は昨日の「党・政治制度改革実行本部」の総会で総裁任期を「連続2期
6年」と制限している党則を「連続3期9年まで」に延長することを了承し、来年3月
の党大会で党則が変更されることになったんだそうです。

2018年9月に任期満了となる安倍首相が三選されれば2021年9月まで総裁で
いられるワケです。

総裁任期延長の狙いは、もちろん2020年の東京五輪時を総裁で迎えられる
こと。そして任期を全うすれば、首相としての通算在職日数が明治以来の
歴代一位の記録を打ち立てることができるからで、安倍に「花」を持たせて
やろうという下心がミエミエですよね。

史上、最低・最悪の首相が在職日数一位なんて、日本国民の悲劇ですよ。

上記総会(本部長 高村正彦副総裁)では異論は全然出ず、むしろ期数制限を
撤廃する意見の方が多く出たそうですわ。

たしかに日本の政党には党首の任期を決めていないところもありますし、別に
法律で規定されてるワケでもありませんから「勝手にせ~や!」の話なんですが
従来曲がりなりにも守ってきた党則を、「守るべき!」との異論もなくシャンシャン
と決めてしまうところに、自民党員がこぞって王様に「オベンチャラ」を使って
いいポストに付けてほしいというイジマシサばかりが目立つ集団になってしまった
ことの証拠です。

私たちからみると安倍首相は民主主義・立憲主義・平和主義をぶちこわした
だけで我々庶民には何一つ「良かった」と思わせてくれる実績がない首相なん
ですが、戦争産業で儲けたい企業とかアメリカべったりでいい思いをしたい
高級官僚からみれば、いままでの内閣が出来なかった「戦前回帰の独裁
路線」をやり遂げた首相ということになるんでしょう。

最近、ますます安倍首相はヒトラーに似てきたと思ってます。

絶対に、3期9年なんて首相をやらせるもんか!

アンタは「はだか」で世界を歩いてる!と指摘しておきます。

    ☆動画   アニメ「はだかの王様」(=自民党ドキュメンタリー)

                馬鹿な家来におだてられた「馬鹿な王様」の物語
       ナレーターは懐かしい「岸田今日子」さんです。