を行った映画の私が「かながわ市民連絡会」出席
のため見てなかった、映画「第九条」の試写用
サンプルDVDを借りて今日鑑賞しました。
こちらはドキュメントではなくて、12人の若手俳優
が護憲・改憲について議論をする作りになっています。
ヘンリーフォンダ主演の名作「12人の怒れる男」
を思い出しました。
Q&Aとしてそれぞれの言い分に対する反論も用意
されており、観客が考える材料はそれなりに提供
されてると思いました。
そして、映画としての結論は出さず,観た人
に維持か破棄かを考えさせるのは良かったです。
そのに78分という短い作りにして、鑑賞後観た人
同士で討論したり、感想を述べあったりする時間
がとれるように配慮したんでしょう。
実際に日本の20代の若者がこの映画のような
議論ができたら素晴らしいですよ。
映画的にはこの若者12人はマイナンバーに
よって無作為に選ばれたメンバーということに
なってますから。
実際無作為に選ばれた現在の20代の若者に
護憲・改憲どちらにせよ、この映画のような自分
の考えを意思表示できるかがまったく分かりません。
冒頭に出てくるある若者の意見「そういえば、
俺たち憲法のことについて、教わってね~な。
縄文時代のことはヤケに詳しく教えるのに、
昭和時代になると時間切れになって、ほとんど
教わった記憶がないもんな」
高校教育で少なくても20時間は憲法の教育をして
ディベートを行うことを必修科目にする必要が
ありますよ。
今回上映作品に挙がった候補の「不思議なクニ
の憲法」と「第九条」はどちらもいい映画でしたので
九条の会として時期はずらしても2本とも上映会
を開くのも手だと思ってます
ただ「第九条」の「維持」「破棄」のグループ分け
には、少し違和感を持ったので私としては、
さしあたっての上映会には「不思議」に一票
いれますけど・・・
☆動画 映画「第九条」予告編 1:35