が、損害状況を伝えています。
先日の台風21号の暴風、高潮被害に続き大変な災害
が連続しました。被災された方々には心からお見舞い
申し上げます。
TVは菅官房長官の早朝の「異常なし」の見解を
そのまま「異常なし」と簡単に伝えてますが、これが
例によって隠ぺい報道と考えているからです。
早朝のラジオは「全電源を喪失したが1~3号機は
定期点検中で休止していたので核燃料は原子炉に
装填されてなかった。使用済み核燃料プールの
冷却は非常用電源によって継続している」と状況を
正確に伝えてました。
TVは「異常なし」のひとことだけ。
異常は「大ありでしょうって!」だって北海道電力
は全道295万戸が停電と発表してるんですよ。
当然、原発1~3号機の定期点検が終了して
稼働してるときに同レベルの地震が起こったら
福一と同じ「全電源喪失で冷却水が原子炉に
送れない」という状況になってたと言う事なんですよ。
しかも非常用電源のジーゼル燃料も1週間分しかないと
いうじゃないですか。
電気を作る発電所が、外部電力が停電により
危険にさらされるという、なんとも皮肉な状況は
福島第一原発となんにも変わりません。
この状況はただ「異常なし」と伝えるのはマチガイで
「本当にラッキーでした」と伝えるべきです。
本当の事を伝えたら、言わんこっちゃない、
再稼働なんてさせるな!と、いう声を、出させませないためのメディアコントロールだってえ~の!!
まあ、ほかに地震の被害を受けてる人が多いなかで
中々「ラッキーだった」なんて大きな声で言えない
事情も分からないでは、ないけどね。