夜の騎士のあれこれ噺

世の中にはあれ?これ?と思うことがいっぱい。

世界を舞台に活躍する、多才な若き美術家「長坂真護(MAGO)]さん

昨日の東京新聞「本音のコラム」の金曜日の執筆者  「師岡アリーナ」さんが「長坂真護(通称MAGO)]さんと
言う世界を舞台に活躍する、今年34歳の若きアーティストを紹介してました。

記事によると彼は、アフリカのガーナのスラム街に隣接
する巨大な電子廃棄物の「墓場「で、体と環境を壊し
ながら必死に生きる人々を,アートを通じて支援して
いる若者だそうです。

先進国で捨てられた電子機器の多くは、もっとも
貧しい国々で違法に廃棄される。延々と広がる
電子ゴミの大海原。それを焼き、金属を抽出して
わずかな収入を得る人々。焼却から出る毒ガスが
カラダを蝕み、若くして命を落とす人々が多い。

「我々の為に癌になりながらも、トタン屋根の下で
必死に生きようと肩を寄せ合い生きぬいている、
美しい命がある」と長坂さん。彼はそこで集めた
ゴミを使ってアートを創造し、その収益でガスマスク
を届けたり、子どもが無料で学べる小学校を建て
たりしている。

いずれはゴミ処理工場や美術館も建設したいという
壮大な夢に向かって努力してるそうです。

現在、世界の環境問題になっている「プラゴミ」と
根っこは同じですよね。

師岡さんは、長坂さんのような人こそ日本の顔として
応援したいと結んでいます。

私はMAGOさんのことを全然知らなかったので、
ネットで検索しましたが、師岡さんが紹介した通り
恐竜を越前和紙に描く「水墨画」を始め、絵画・彫刻
陶芸・ポスター・衣服デザイナー、映像クリエイター等
才能を発揮して世界を舞台に活躍してるそうです。

来年の東京五輪を控え、日本の若きアスリートは
多くのメデイアが紹介してますが、彼のような若者
をメデイアは紹介すべきと思いました。

    ☆動画  日本で最も影響力のある芸術家
          の一人である美術家・長坂真護さん
          1:43:56

         *ガーナの電子機器ゴミに関する部分は
     57:00~1:06:06 と1:25:00~1:30:00あたり
    *時間が許すときにぜひ全編をご覧ください。
      彼のアトリエでの、リラックスした対談なので
      彼の生い立ちや性格・考え方・作品・活動
      がよく分かります。

 。☆動画  ガーナ :世界の電子機器の墓場
            MAGOさん制作のドキュメンタリー
            のプロモ―ション映像  3:20