夜の騎士のあれこれ噺

世の中にはあれ?これ?と思うことがいっぱい。

今日も忘れてはならない日

今日3月11日は言わずとしれた5年前に東日本大震災が起き、押し寄せた大津波で1万人を超す
人が犠牲になり、福島第一原発の全電源が停止し今後何万年も続く放射線のため住みなれた故郷での
生活を追われた多数の被災者が発生してしまった日です。

政府の原発維持政策とスポンサーである電力会社の意向を忖度した報道をするばかりの、くされメデイアもこ
の日ばかりは、報道時間を割いてるようです。

ワタシも午前中の情報番組をチラッと観たんですが、ほとんどが「復興に頑張ってる姿」の特集ばかりで
「復興美談」「感動の押しつけ」編集ばかりでしたよ。

ちょっと冷たい言い方ですが津波被害はある期間で復興できると思いますが、これだって大津波
経験した先人が「ここまで波がきたから、この痕跡から海側には住宅をたてないように」とわざわざ
目印をのこしてくれたのに、まあ大丈夫だろうと無視してしまったことも被害を大きくした原因なんですよね。

復興美談の報道も大事なことですから悪いとはいいませんが、メデイアの役割はあくまでも政府の
原発政策の誤り」を追及し「全原発廃炉宣言を政府に迫り、再生可能エネルギーへの転換」を迫ることに
あると思います。

原則40年と決めた稼働期間をさらに20年も延長しようとしてる。100万年単位でないと半減期
にならない放射能汚染地域にもう安全だからといって住民を戻そうとする。「食べて応援」などと
国民が内部被曝するように仕向ける。放射能で汚染ゴミを全国で受け入れよといって日本国内に拡散する。
そして何よりも福一水素爆発の原因とメルトダウンの現状と原子炉を突き抜けた核燃料の取り出し方法が
分からない。

放射能汚染水のタンクとフレコンは貯まるばかりで、貯蔵場所もいずれ満杯になるけど場所確保の
見通しはない。そして最大の問題「使用済み核燃料」の捨て場所がないところにもってきて稼働を続ければ
「貯まるばかり」なので、いずれ日本国内に放射線を出し続ける使用済み核燃料が溢れて、次の世代の
大きなお荷物になる。

今すぐ政府が「原発ゼロ宣言」をしたとしても廃炉までには4~50年かかるのでその間に発生した
使用済み核燃料は貯まり続けるということですよ。

シロートのワタシでさえこれだけの原発継続の問題を挙げられるのに、メデイアが\知ら」ないハズがありません。

今日の新聞・テレビの報道で「原発を稼働することの問題点」を重点的に取り上げ、政府に原発廃止
強く迫ったメデイアはあったんでしょうか?

       ☆動画       日本では報道できない震災の裏側

              https://www.youtube.com/watch?v=O3xDL71tTdI 7:54


 ☆動画     「格納容器は壊れないし、プルトニウムは飲んでも大丈夫」

              原発ムラ住人の東京大学  大橋弘忠 の驚愕の発言
              この発言に拍手してるヤツ出てこ~~い!!(恐らく東電関係者?)

              https://www.youtube.com/watch?v=VNYfVlrkWPc 6:02