講演会を南公民館会議室で開催後、秦野駅までの約2kmをパレード
(デモ)してきました。
講演の講師は「環境エネルギー政策研究所特任研究員 山崎 誠」さん。
講演の内容は自然エネルギーで電力を賄おうというのが世界の潮流で、
進んでおらず、完全に世界の流れから遅れてしまっているということでした。
特に興味があったのは、地域の具体的取り組み例、海外の自然エネ
ルギーの取り組み例ですね。たとえば温泉熱を利用した「バイタリー
発電」という仕組みは地元の鶴巻温泉でも検討できるんじゃないか
とワクワクさせてくれました。
政府が策定したエネルギー基本計画で原発はベースロード電源なる
位置づけをして20~30%は原発の電力とすることを決めてしまった
ので、40年稼働後に廃炉とする法律を決めてあるのに、例外のオン
パレードで、まるで底のないバケツに水をいれるようなもんで、20年の
延命を申請する原発がぞろぞろと出現する元凶であることが解りました。
国策の問題ですから、エネルギー政策そのものを見直し、原発比率を
下げた長期計画に変えさせないと、原発ゼロの世界はなかなか見えて
こないということが良く理解できました。
来年がエネルギー基本計画の見直しの年だそうです。チャンスなんです。
見直しには野党共闘で「政策協定」して頑張ってもらうしかありません。
もちろん脱原発派の議員を増やすのがてっとり早いんですが、
それが、なかなか・・・
山崎さんのような人を衆議院に送り出したいです。横浜の神奈川8区
とのことなので「かながわ市民連絡会」の8区勝手連の人と情報交換
してみるつもりです。
☆画像 上から
・講師 山崎 誠さん
・講演会の様子
・講演終了後に記念撮影
・パレード出発前